こんばんは。あなたの小瓶を拾ったものです。
周りの人にバレて、「あぁ、やっちゃった、まずいなぁ」と思うという事は、あなたの中では、リストカットやアームカットが「本当はしない方がいい事」だと、思えているんですね。
あなたが、腕や手首を切りたくなる衝動に駆られる時、それはどんな時ですか?
悲しい時、怒ってる時、理由はないけどイライラモヤモヤしてしまう時。
色々な気持ちはあると思います。
心理学の世界ではよく言われる「気持ちの生理の仕方」として、「気持ちを紙に書き出す」というものがあるそうです。
「ムカつく!」「〇〇さんが嫌い!」「もう嫌だ、逃げたい」
こんな感じで、思うままに紙に書いてみるのです。ボールペンや紙が壊れたり、破れてしまってもいい。少なくとも、あなたの体は傷つきません。
気持ちが文字にならないときは、ぐちゃぐちゃの線でも良い。
自由帳や、スケッチブックに、鋭いペン先を思いっきり突き立てたっていい。誰も傷つきません。
これをあとから見てみると、「あ、私こういう事が嫌いなんだな」とか、「私、なんで嫌だと思ったんだっけ?
」と、自分の気持ちが生じた理由や、自分のことについて新しく見つけられる点もあります。
そうすることで、嫌なことに対処したり、準備したり出来るようにもなります。
「そんな方法じゃ我慢できない!」というようであれば、他にも代案はあります。クッションを顔に当てて叫んでみる。お風呂で歌ってみる。少し遠くに散歩に出かけてみる。
あなた自身の気持ちが、カーッと高まって自傷行為に繋がっているのであれば、その状況から少し物理的にも心理的にも距離を置くことで、頭の中が落ち着いたりしますよ。
逆に気分が酷く落ち込んでしまうために自傷行為を行ってしまうのであれば、好きな音楽を聴いたり、漫画を読んでみたり、(これは私が個人的にやっている事なので効果があるかは分かりませんが)絵本を眺める、等体を動かさなくても出来る気分転換もオススメです。
私も昔、自傷行為を酷くしていて、何度も親に叱られました。でも、未だにイライラしたら、自分を傷つけてしまいます。頬を叩いたり、頭を打ち付けてみたり。
こんな私からの提案なんて、「なんだ、口先だけじゃないか」と思われるかも知れません。けれど、同じような経験をしているので、あなたの小瓶を見過ごせませんでした。
良い発散法に、出会えることを祈っています。