宛名のないメール

今から死んでいいかな。
準備はしてあるからいつでも逝ける。

まだ中3だけど、男子からの顔についてのいじめにもう耐えれない。
私が死んだら大ごとになるかな。
「死んでもいじめっ子は喜ぶだけ」っていうけど。ほんとかな。
死んだら何かしらの罰受けて私以上に辛い思いしないかな。
もしそうならいますぐにでも死にますさよなら。

名前のない小瓶

74174通目の宛名のないメール

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お返事が届いています

ななしさん

学校辛いなら、行かなくて良いんじゃない？
あなたの命が一番大切。
健康って、当たり前じゃないよ。
あなたのお母さんは、命懸けであなたを産んだのよ。
命は大切にして欲しい。
自分の顔が嫌なら、整形すれば良い。
整形して前向きに生きられるなら、それも選択肢のひとつ。
外見は変えられるけど、内面はそうはいかないよ。
将来の整形を支えに、今は思いっきり勉強に打ち込んでみるとかは？
勉強は唯一、公平に応えてくれるよ。
あなたを傷つけた者を見返してやれば？

ななしさん

死ぬ必要は全くない。
もし死ぬなら、その男子に復讐をしてからだ。
いじめられた分、徹底的に復讐する、その権利がある。世間の多くもあなたを支持する。死ぬぐらいなら、その思いを怒りのパワーに変えて、復讐するべきだ。

とはいえ中学生は、いじめ最盛期。倫理も思いやりも乏しい、差別と中傷と悪口を平気でする時期。さほど悪気もなくバカをやってしまう時期。本気にする必要もないし、相手にしても仕方ない。

辛いが、そう考えてあまり気にせず、耐えたり受け流したりして、中学を乗り越えてほしい。きっとあなたは人の心の痛みの分かる真人間になるだろう。

温泉県の28才

あなたが死ぬことで、いじめっこを誰かが裁くかもしれない。あなたが受けた辛さや怖さを誰かがいじめっこにやり返してくれるかもしれないね。

でも、あなたはそれを知ることもできないし、何も気づけないね。だから、結局誰も助けてくれなかったって感じちゃうね。

あなたが受けた痛みをいじめっこにわからせてやるよ。思う存分、俺が仕返ししてやるよ。でも、俺はあなたにあったこともなければ、名前も知らない。

だから、教えてほしいんだ。あなたは今どこでつらい目にあってるんだ。大声で叫んでくれよう。

俺に声が届くように叫んでくれよう。

そしたら、絶対助けにいくよ。

ななしさん

私、自分の顔嫌いです。大嫌いです。
だから、整形します。顔について言われます。でも、本当にブスだから、否定しないんです。悲しいけど、事実だから。
だから、将来綺麗になって、出来なかったこと沢山するつもりです。

死んだら、綺麗になれませんよ？

ななしさん

残念ながら、死人に口なし。あなたが一番損する。

ななしさん

死んじゃったらその人のために死ぬことになるけど、その人の為に生きてきたのですか？
クズみたいな人間の為に死んではいけません。

以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

年齢を重ねていくたびに生きる気力がなくなっていった。親より先に死ぬことはダメなことだと思い我慢してきた。母ちゃんがいなくなってしまった。いや楽しいんだよ。楽しいです。でもそれは朝親友に会えて挨拶して会話したらで。なんでここまで学校行きたくないって思うんだろうね。本当に行きたくない。もう朝が来ちゃうんだ。夜が明けるのは早いね。今日は私なりに勉強がんばれた。なんか、寝るのが惜しくて。明日も学校かぁ…。行くの嫌だなぁ。なぜ人はひとを愛し、そして虐げるのか... 楽しい。だけど…。君たちの中に僕なんていなくても変わらないんじゃないか。そんなことを考えてしまう。睡眠薬を飲んでいても数時間で起きて、また眠りにつく繰り返し。6時半位にウトウトした時に今回の揉め事が始まってから初めてあなたの夢を見た。すみません。小説を全て削除しました。もし続きが気になっている方がいたらすみません。もう小説書く威力が失せちゃって_(:3 」∠)_ 皆文読可能？（你们能读这个文吗？）一見中国語風。哈哈哈哈哈哈哈哈‼︎‼︎ 他人に声をかけるのにも勇気がいる。他人がいると怖くて逃げてしまう。他人は私のことを気にしていないと分かっているが、どう思われているのか猛烈に気になってしまう。体調が悪い。ほんとに。部活も無理していったから早退して帰ってきた。今のクラスはいい方。またやられる。もう嫌だよ。怖いよ最近読み始めた漫画『限界！推し活伝説YOSHIO』心に刻んでるシーン、神絵師にコメントした回の「(返事を期待しない！)神に祈りを捧げただけなんだ！」という脳内台詞唯一得意だった料理を美味しいって感じなくなった。私、どうしたんだろ。生と死の間生きるって辛くて苦しい。

今から死んでいいかな。準備はしてあるからいつでも逝ける。まだ中3だけど、男子からの顔についてのいじめにもう耐えれない。私が死んだ