フライパンに油を引く。
髪は後でとかせばいいや。
このところ雀のさえずりもめっきり減ってしまった。
コンロに火をつける。
今のうちにお皿と卵を用意しておく。
賞味期限よし。まあ、少し過ぎていたとしても火を通して食べれば問題ないのだけれど。
眠い。昨夜は何時まで起きていたんだっけ。思い出せない。
卵を割って、熱したフライパンに落とす。
ジュッワッ!
ジュゥゥゥゥ…
今日は調子がいいようだ。
フライパンが十分に温まっていないと、ここでいい音が鳴らない。
殻を捨てよう…三角コーナーが一杯だった。
フライパンに水を注ぎ、蓋をする。
先ほどの何倍もの大きさの音が台所に響く。
やはり蒸し焼きは正義である。
醤油とご飯を用意。
音が収まってきたら蓋を取り、盛り付ける。
冬場はご飯から立ち上る湯気がはっきりと見えて、より一層おいしそうに感じられる。
味噌汁もよそって、いただきます。
目玉焼きにかける調味料にはさまざまな派閥があると聞く。
私は基本的には醤油をかけるが、明日は新しい道を開拓するのも悪くない。
あれ、これ昨日も言ってたっけ。
おいしいね。
食レポは苦手だからこれ以上の感想は書けない。
お日様は今日も天高く昇っていた。