今の時代はストレス時代だ。何か楽しみを持たないと希死念慮を抱くレベル(持っていても抱くレベル)のストレス社会。自分はゲームやネットにその楽しみを見出しながら過ごしていた。それ以外の楽しみは無かったし、それを探す時間も体力も無い。毎日、勉強と家の家系を支える為のバイト等のやる事をこなすだけで一杯一杯。そんな自分は数カ月に一度、眩暈に襲わる時がある。眩暈自体は、その日ゆっくり休めば回復した。ただ問題はこの後、親は「ゲーム酔い」の事を話し始めた。その原因を無理やりゲームに結び付けてやめざるをえなくなった。
酷い親だ、俺がその手の趣味を辞めればネット回線や電気代が安くなる。ただ、それをストレートに言いたくないから、体調への影響と言う、外から見れば「家族の健康を気遣う親」と言うていでそれを言ってくる。今の生活は学業、バイト、風呂、寝る。これだけで構成されてる。社会人風に言えば「喰う、寝る、働く」のみの状態。楽しみなんて当然なく、日に日にストレスと憂鬱な気持ちが蓄積している。きっと、団塊世代である親にはストレスと言うのもは一生理解できない概念なのだろう。不満、不平、体調不良も含めて、もう何も言えない。何か言えばそれをこじつけて今より辛い状況に落としてこようとする事がはっきりとわかるからだ。数カ月単位の眩暈も勿論なくなっていない。