傷つけてはいけない人を傷つけてしまった。私は傷ついてはいけない立場なのに、自分の悲しみと怒りの闇にのみ込まれ自分を見失った。我に返った時、他の私がした行動、記憶が私の中に入ってきた。傷つけてはいけない人達を傷つけてしまったのだ。とんでもないことをしてしまったと気づいた私は報復されるのではと不安でいっぱい。自分の狂気さに恐怖。そして謝ることもできないことから罪悪感。どう罪を償おうか、謝れない私は懺悔にたどり着いた。二度と同じ過ちはしない、自分の犯した罪を忘れない、後悔ではなく懺悔。本当にごめんなさい。そう思っているのに、悲しみや不安は癒えず死にたい。死んではだめ、これは逃げだ、生きて償わないと。生きないと家族が代わりに連れてかれてしまう。と分かっているのに、逃げたい。生きて償う私と死んで償う私が対立している。届くことのない「ごめんなさい」、届いても許されないことは分かっています。ごめんなさい。