ある人から、最後にかけられた言葉。
「がんばらなくていいから」
は?がんばらなきゃ生けていけないよ。
適当なこと言うな。
ふざけんな。
って、聞き流そうとしていた。
でも聞き流しきれていなくて、頭の隅に残っていたみたいだ。
あれから時が流れた今、急に思い出した。
やっと、あのときかけられた言葉の意味がわかった気がする。
頑張りすぎていた。
自分がボロボロになっても、それでも自分をすり減らして頑張っていた。
倒れかけていた。
きっとあのままじゃ、もたなかった。
すべてに全力っていうのはキャパオーバー。
たまには手を抜いた方が、長期的な視点で見て効率もいい。
力を入れるところを見極めて、手を抜くところを見極める。
一度きりの人生。
どうせ生きるなら、楽しまないと損だ。