どこにもいかないでほしい
ここにいてほしい
そばにいてほしい
となりにいてほしい
生きていてくれるだけでいい
疲れているのならゆっくり休んでほしい
誰にも気を使わなくていいから
無理して笑わなくていいから
無理して話さなくていいから
時間がかかってもいい
それだけがんばったんだから
それだけ傷ついたんだから
あなたのペースで立ち直ったらいい
だから、お願い
ここにいてほしい
どこにもいかないで
162239通目の宛名のないメール
お返事が届いています
おかゆ。
(小瓶主)
アヤネさん、お返事ありがとうございます
大丈夫、わたしは死んだりしないから
いなくなったりしないよ
ただ、弱ってるときや不安なときはつらくてつらくて
わたしひとりでは解決できなくてきえたくなる
毎日、楽しく暮らしたい
でも、すごく難しい
こわくなって動けなくなることもたくさんあって情けなくなるよ
おかゆ。
(小瓶主)
狼さんへ
お返事ありがとうございます
普段は平気なのですが
自分が弱ってるときや不安なときに
返事が返ってこなかったりすると
パニックをおこしてしまいます
以前、親に話しかけても返事が返ってこなかったり
話しかけても迷惑そうな顔して無視されたり
コミュニケーションがないのに話しかけたらワガママだと言われたことがあり
また、受け止めてもらえないさみしさをフラッシュバックしてしまい
こわくてパニックになってしまいます
落ち着かないと思えば思うほど不安定になってしまい
自分でどのようにしたらよいのかわからないのです
パニックをおこすということは不安になったときに自分のことを責めているのはわかるのですが
それが何を責めているのかわかりません
ここから抜け出すにはどうしたらよいのでしょう
アヤネ
私は宛メのみんなにはそばにいて欲しいしどこにも行かないで欲しい。
でもいつか宛メを離れる時があると思う。出来るだけ宛メのみんなには離れてほしくない。みんなには生きてて欲しい。死んでほしくない。
通りすがりの狼
おかゆ。さんへ
「自分」というものは、不確定で不安定なのに一番近いものであるから、失ってしまう恐怖がとても大きくなってしまうものです。
怖いと感じるのは誰にでもありえることですが、みんながみんなその恐怖に気づくとは限りません。
おかゆ。さんはよく自分の心の声に耳を傾けていますね。
偉いです。すごいです。
大丈夫。おかゆ。さんはそこにいます。
狼は感じていますよ。
傷ついた時、おかゆ。さんの好きなことを思いっきり出来ればそれがいいのですが、きっとそれが難しい環境にいるのでしょうね。
もし出来るのであれば、その傷つけてきたものに向き合うことです。
なんでこうなったのかな、なにが一番怖いのかな、と。
よく目を凝らすと、意外と可愛らしい姿をしている時もあります。
そうすると自然と傷が癒えることもあります。
解決方法はひとつではありません。
逃げ道も隠れ場所もたくさんありますよ。
狼もそのひとつになるかもしれません。
狼はいつでもお話を聞きます。
小瓶を流してくれれば、狼は探します。
狼があなたの隠れ場所になれますように。
おかゆ。
(小瓶主)
狼さんへ
お返事うれしいです
精神的に疲れてひとりで閉じこもってしまうことに罪悪感を感じていました
でも、狼さんの話を聞いてゆっくりひとりで閉じこもってみようと思います
人と話しているとよく嫌なことがフラッシュバックして不安になることがあります
そうなるともう落ち着いて会話もできなくなるので困っています
嫌なことを繰り返し思い出してその度に大丈夫大丈夫と言い聞かせます
わたしは受け止めてもらえないこと
責められることがこわいのです
傷ついたとき傷ついたわたしが悪いのかと自分を責めてしまいます
わたしは親にされたことがこわくてこわくて仕方ありません
もう傷つきたくないのです
もうやめたいのです
繰り返し思い出してこわくなる
どうしたらよいのかわからないのです
日記に気持ちを書き出したりしてますが不安がおさまらないのです
自分がどこかに行ってしまわないように
ここがあなたの居場所だからどこにもいかないでほしいと
何度も何度も自分に言い聞かせます
もう自分をなくすのはごめんです
ここに戻ってきてほしい
不安になるとわたしがどこかに行ってしまいそうになる
それがこわいのです
傷ついたときはどのように向き合えばよいのでしょう
こわい気持ちは誰にでもあるのでしょうか
通りすがりの狼
おかゆさんへ。
狼の小瓶でお返事をしても良いのですが、あまりお返事を重ねると良くないと聞きましたので、こちらに流します。
おかゆ。さんがたくさん挙げてくれたこと。
十分です。
それがあなたがしたいことなら。
小さな幸せほど、身にしみることはありません。
大きな幸せは、過ぎ去ってしまったときの喪失感が大きい。
けれど小さな幸せは、積み重ねていけば、なぜか輝きが衰えません。
無理して大きい幸せに縋ると、それこそ辛くなります。
大丈夫。あなたの心の声を聞いて。
最初は難しいけれど、それでいいんです。
そうですね。
狼は疲れたとき、実は誰ともお話しません。
あれだけ人間とお話がしたいと言いながら、辛いときほどお話をしません。
理由は、疲れたとき、心は意見の食い違いに敏感になるからです。
まだ心に余裕があるときは、相手のいろんな思考を知れて、意見の食い違いすら楽しめます。
けれど、心が疲れたときは、あれこれ構わず全てを肯定して欲しくなるもの。
だからそういうときには、他に誰もいない場所で、自然か、あるいは音楽に身を委ねます。
そうして目を閉じていると、だんだん頭の整理が追いついてきて、少し冷静になれます。
そうしたあとは、思いっきりやりたいことをとことんやって、それからまた歩き出します。
周りの目はほとんど気にしません。
もちろん迷惑をかけるようなことはしませんが。
このことは狼に時間があり、場所があるため、できることかも知れません。
一つ言えることは、周りに何を言われようとも、自分だけは自分を否定しないこと。
「自分はあれを失敗した。」
「もっとうまくやればよかった。」
言い出すと切りがありませんから。
「失敗した割に、自分死んでない。自分すごい。」
「よくちゃんと帰ってきた。偉いぞ、自分。」
「めっちゃ怒られたけど、自分我慢して偉い。」
って。理屈とか道理とかほっといて、自分を肯定すること。
自分を理解できるのは自分で、自分を一番肯定できるのは自分ですから。
おかゆ。さんも、自分に甘く、ではなく、優しく、ね。
おかゆ。
(小瓶主)
言葉を受け取ってくれてありがとう
ななしさん
優しい言葉をありがとう。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。