いつか私と出会う人へ
あなたは友人?サークル仲間?恋人?
職場の人?たまたま出くわした人?
ま、誰にしろ、私と出会う人にいいたい。
……これ以上私を傷つけないでね。
だなんて、言えっこないか。
だって私すぐ傷ついていじけるし。
かまってほしいくせに上手く言えないし。
ベタベタされるのも苦手。
遠く感じる相手にはおどおどしてばかり。
近いと決めつけた相手には距離感が掴めない。
嫌な言葉には耳を塞ぎ、
優しい言葉は素直に受け止めない。
どうせ。自分なんて。どうせ。
暗い言葉で自分を守る。
めんどくさい性格なんです。
ごめんなさい。
いいとこ。あるんだろうか。
自分では分からない。
こんな私と一緒にいてくれるという人たちは、
本当に私のことを分かってるのだろうか。
私の存在を利用してるだけじゃないだろうか。
「友人の数」「人手」「数合わせ」
「宿題映させてもらう人」「自分が1人にならないための予備の人」
「自分を目立たせるためのエキストラ」
「自信をつけるための自分より下の人」
そういうふうに使われるのが私の使命なのだろうか。だってそれくらいしか出来ないから。
私といたって楽しくなんかないんだよね。
その証拠に、見てよ。
小学生の時だって、中学生の時だって、
そして、一年生の時だって、
友達だった人は、
今はもう1人も仲良くない。
連絡なんて一切ないよ。
それに知ってる。
小学生や中学生の時仲良かった子達は、私以外はずっと仲良いってことも。
今も会って遊んでることも。
……なんで私だけ誘ってくれないのか。
それは前から、当時からそうだったね。
学校では普通にいつも一緒にいるのに、バレンタインも休日に遊びに行くのも、私のいない所で全部決まってて、誘ってくれたら行くのに「来ないと思ってたから」だなんて言われて。
いつも明るく振る舞ってたのに、目立つように頑張ってたのに、ずっと私だけ忘れられてて。
うすうす、⦅あ、私は邪魔なんだな⦆って気づいたんだ。誘ってもらうのは諦めた。
遊ぶ約束をする現場をたまたま見かけても「私もいい?」とは言わなくなった。
LINEに何人かいる中学時代の友人。
彼女らが私抜きのライングループ(友人以外も入ってる)を作っているのは友人達の会話を聞いて知った。気づいてたから何も言わなかったけど。
当たり前のように私の前でその話してて、私が入ってないこと忘れているのか、知ってて言ってるのか、どちらにしろ私を誘わないことは当たり前のことのようだった。
だんだんと黒くて嫌な感情だけが成長してる私は、きっと友達と呼べる人ももういなくなってくる。
今の私が当時の私だったらきっと、とっくのとうに友人と思うのを辞めているだろう。
⦅それなのに彼女達のLINEを消さずに残しているのは、どこかでまだ期待をしてしまっているからなのだろうか。⦆
こんな私に本当にそう呼べる友人は果たして出来るのだろうか。
環境が変わっても連絡をし続けてくれる人はいるのだろうか。
期待はしない。でも…、
ちょっとだけ願ってもいいですか?