クロ
小瓶主さんへ
小瓶主さんは「○○してはいけない」「○○しないといけない」「普通○○するだろ」のような言葉で行動させられてきませんでしたか?
これはあなたを縛りつける言葉ですね。
こういって言葉を使ってくる人は、あなたを支配したい人です。
「お前のためだ」などと言われても一切信用してはなりません。
何故なら、本当にあなたのためならあなたの意思を尊重してアドバイスと補助をするはずですから。
今の世の中全体が「受け入れる人」を探しています。
それは、その探している人達自体も「受け入れる人」だからです。
「受け入れる人」とは、どんな理不尽なことでも疑わず実行する人です。
身体的、精神的にどんなに苦痛でも「○○しなければならない」「抵抗してはいけない」と頑張る人を求めています。
そして、そういった仕打ちを受けた人は、その手法を日常から学んでいるので、次の世代にも押し付けていきます。
「生み出せない人は、奪うしかない」
やる気を奪う。
自由を奪う。
人生を奪う。
「生み出せる人は、与えることが出来る。」
生み出せる人、アイディアを出せる人は、その人のやる気を生み出す言葉をかけられる。
その人が自由になれるヒントを与えられる。
人生を豊かにしていく思想を育てていける。
Giver(与える人)とTaker(受ける人、奪う人)
人はバランスをとるもの。
会社に搾取されている人は、会社ではGiver(与える人)
しかし、家ではTaker(受ける人、奪う人)
家庭ではGiver(与える人)
友達関係ではTaker(受ける人、奪う人)
またその逆もあり得ます。
会社でGiveとTakeが5:5でバランスがとれていれば
家で過剰に奪うことはないでしょう。
家庭内で言いたいこと言えて、受け入れてもらったり自分も受け入れたりの関係なら、友達に無理なお願いはしないでしょう。
あなたの周りはどうですか?
奪われすぎていませんか?
どの場所でもGiver(与える人)ではないでしょうか?
癒しビジネスが流行り、立ち向かわず別の場所、別の方法で欲求を満たす毎日。
しかし、先述したように与えた人、もしくは組織から受け取らないとバランスが崩れ歪みが生まれます。
その歪みは攻撃性をもって、他者を傷つけることが多いです。
今の世の中はその大きな歪みの中にあります。
なので、奪われてばかりで苦しく、絶望される方がおられるのも必然と言えます。
私も与えるばかりで、受け取ることしていませんでした。
言い換えれば、奪ってくる人に立ち向かわず怯えていました。
立ち向かってはいけないと思い込まされていました。
私は優しい人を見つけては、優しくしてもらい癒されていました。
言い換えれば、甘えるだけ甘えて、その人には何も返さないままでした。
返し方がわからなかったのです。
まず、奪ってくる人に立ち向かうことから始めました。
そうすると人の言葉が「命令」に聞こえていたのが、ただの「意見」に聞こえるようになりました。
自分で決めれるようになっていきました。
次第に周りの目も変わってきました。
言えばやると思われていた時は、機械のボタンを押す感覚で命令されていたのでしょう。
しかし、やるとは限らないになるとこちらの出方を伺ってきます。
そこでようやく話し合いが出来ました。
本当に難しかったのは、教えてもらった人やお世話になって人に返すでした。
自分には何もないので、とにかく要望を聞いて最大限努力して形にすること。
今も学んでいる最中です。
長文失礼致しました。
未来あるあなたに道が拓けますように。