長いこと行かなかった小中校区に行ってきた。
いやー、懐かしいわ。私もここで過ごしてたのねとしみじみ。
色々あったね~。
駐車場にはベンツばっかり停まってる高級マンション群と、
上下関係バリバリの社宅と
ここらで一番荒れてる地区が隣り合ってるこの校区。
親から子へと語り継がれる恨み、妬み、怒り。
小1から憎み合って差別しあって、初対面からいじめは確定してて
お金が全てだった。
冗談でなく石投げ合ってガラス叩き割ってたよ。
当然授業なんぞ成り立つはずもなく、刃物が飛び交って警察や救急車は日常。知恵がついてからは陰湿ないじめをやり、教師もそれに加担。
裏切り行為は、生きる術でした(笑)
…何でこんなことしてるかなんて、本当は誰も分かってなかったんですよ。
こんなロクでもない学校生活送った私たちも、高校へ行って違う世界を知った。
色々な親の子供、色々な価値観、
もっと辛い思いをした友人の話を聴きながら一緒に泣いたこともあれば
素直すぎる友人にあ然としたことも(笑)
体育祭で喜びを分かち合ったとき、大切なのはお金だけじゃないかも知れないって、ふと思った。
今なら少しだけ分かる。
それぞれの家庭の事情、それぞれの辛さ。抱えてるものはみんな違う。
私をいじめたあの子たちも、最低だったあの教師も
今なら許せるよ。
この地域はやっぱり病んでるし、なかなか変わらないと思う。
でも、少しずつでいい。
ここに通う子供たちが、
心から笑える日が来ますよう。
スマホをいじる中学生を見ながら、そんなことを考えた。
てか、おいおい。
もっと門から離れていじれ、没収されるぞ(笑)
私たちの頃は、携帯持ってる中学生も珍しかったな。