LINEスタンプ 宛メとは?

3日目(ドグラ・マグラのネタバレ注意)

カテゴリ
以外、そして想定外。

思わず口角が上がる展開。



正木博士の遺書パートが終了し、主人公の視点にようやく戻った。
やはり今まで主人公が読んでいるものを読まされていたんだなと、一安心。

すると遺書を書いたはずの正木博士が目の前に!

序盤に来ると予想したルートの1つが当たっていた(全部記憶喪失した主人公の記憶を取り戻すためのお芝居展開
…我ながら捻くれた予想である)。
正木博士から伝えられた事件の概要、大事件の中心人物呉一郎の祖先の心理、キーアイテム絵巻物…

主人公は絵巻物を読み、その内容の残酷さに動悸が止まらない。
ここまでで私は主人公が真犯人で、記憶を喪失しているのだと予想していた。
記憶を取り戻して自らの悪行に絶望しEND…となると。

しかし本も残すところ8分の1でも主人公は記憶を欠片も取り戻していない。
一番古い記憶は、やはり冒頭の時計の音。
いつ思い出すのかもうわからない。
このときの私の頭には、「一切思い出せない」という事象の想定ができていなかった。

物語の最後が近い場面、主人公と犯人呉一郎は同一人物かどうかも不明で、しかし主人公と呉一郎は見た目だけならそっくりで…
「呉一郎」にまつわる品々を見、聞き、それでも毛ほどの回復を見せない主人公の記憶。

主人公は自分は呉一郎とは別人だと結論づける。
しかし、本当の名は不明のまま。
呉一郎でないとしたら一体誰。

正木博士が去った部屋で主人公はおぞましい絵巻物を広げる。
そこの最後に、正木博士を苦しめ、入水の決心を固くする言葉が書かれていることを発見する。
思わず飛び出してしまった主人公。

しかしあの文言を正木博士が見てはいけないと思い立ち引き返す主人公。

引き返すと時間は大きく飛んでいた。

ついさっきまでの物語から一ヶ月も飛んでいた。
正木博士が亡くなってから一ヶ月、七号病室の病人が正気に戻ったことが確認されてから一ヶ月。

主人公がさっきまで見ていたのは…いや、幻視していたのは現実の上に書き足された一ヶ月前の経験であった。
正木博士は亡くなっていて、解放治療場には2人の狂人しかおらず、前の場面で読んだ遺書や品々、そして原稿「ドグラ・マグラ」は分厚い埃を被っていた。

主人公は歩く。
居るべき場所へ。
名も忘れ、過去も忘れ、思い出せるのは学術の奴隷たちだけ。
七号病室の病人は床につく。

最後まで名も「思い出せぬ」まま。
193916通目の宛名のないメール
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います。
※誹謗中傷や否定批判のお返事は流れません。

広告

お返事が届いています
ななしさん
おぉ本当に
読んでいるのですね
ドグラ・マグラは
精神がヤバくなっちゃう
的なこと
言われていますが
すごいですね
あと、貴方の感想を
読んでるの楽しいです
私も読んでみたく
なってきました( ˘ω˘ )
この小瓶にお返事をする
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います。
存在が許されるべきじゃないモノさんの他の小瓶
老害化が進むとある若者 見据えられた終わり。私はどうやって死ぬまで過ごすのだろうか。今、とても大事な選択を間違えてしまった気がしている。 不信感。なぜ私は人を信じられないのか。私は家族を除き他人を信用できない。なんなら家族にもたまに湧き出る負の思考を伝えない。とにかく自分ひとりで処理しようとする。
以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
4ヶ月切ってなかったのに足切った。ばかだ!でも切ったら全然やってなくてやばいレポートのやる気が出た ただただ苦しい。またできないや。自分を信じて努力し続けることが成功への近道だって。自分を信じるなんてどうしたらできるものか。 ん。もう連休が終わる。また始まってしまう。 離婚のゴタゴタからいつも見てたテレビを見なくなって、今日1か月振りに見たら「あれ?こんな顔だったっけ?」みたいな気持ちになった。 唯一得意だった料理を美味しいって感じなくなった。私、どうしたんだろ。 再婚なんてしないでくれよ。また散々揉めてる親戚付き合いをしないといけないのか。本人は自覚がないのが悪いところで、何故娘の私が仲介に入らないといけないんだ。 いくら反面教師にしてもこの血にはあいつが混じってて、私の無意識の行動の中にあいつが居て、大嫌いどこかに行ってほしい ウチは自営業だったから結婚してからずっと一緒に仕事してたね。離婚して引越したから就活しなきゃ…明日は20年振りに面接に行ってくるよ。 人を嫌いになる。作品も嫌いになる。勿体ないとは思う。 明日天気が良かったらカラオケでも行ってくるわ、と言うと兄は大体「着いていっていい?」と聞いてくる。もう少しで準備終わるというところで兄が「ごめん今日は辞めとく」となる 羨ましいな。最後の最後に死にたくないって言えるような人生を送れてる人、羨ましいわ。 しにたい!きえたい! 死ねない。とても死にたいけれど、予定がある。4人の人間に迷惑がかかる。1年かけて調節した予定だ。 拝啓、1年前の私へ。 毎日上手くいかないことばかりだし、完璧主義でプライドが高いので自分を認められない

宛メのサポーター募集

広告

お知らせ
過去のお知らせ
宛メサポーター募集 宛メで音楽 宛メコラム 宛メのアドバイザー石渡ゆきこ弁護士 宛メのアドバイザーいのうえちかこ(心理士・カウンセラー) 悩み相談ができる相談所を集めたサイト 宛メ本 小瓶に手紙を入れて流す
宛メについて
宛メのこころえ(利用者さんの言葉) お返事のこころえ(利用者さんの言葉) 宛メに参加している人たち(利用者さんの言葉) 宛メとの出会い(利用者さんの言葉) 初めての方 Q&Aヘルプ 宛メ、サポーター募集! 運営委員のご紹介 運営委員ブログ 特定商取引法に基づく表示 お問い合わせ 運営会社
twitter & facebook & instagram
フォローやいいね!すると宛メの情報が届きます。
緊急のお知らせなどもこちらから配信しますので、ぜひ登録をお願いします。
Follow Me