最近ようやく、会社員以外の自由な生き方とか、性的マイノリティーとか、「普通が普通なわけではない」という意識が広まってきた。
とはいえ、それはやっぱり表面的だよなぁと痛感する日々。
特に、結婚・出産している人たちから。口では「そういう生き方も今はありだよね」と言いながら、言葉の端々には「会社で働けない人。結婚『できない』。自立してない。」というのが滲み出てる。
時々、そういう一般的な考えに押しつぶされて「自分はクズなんだ…」と思って死にたくなる。これでいいや、と思う時期と、自分なんか社会のゴミでしかないと思う時期の繰り返し。40歳が近づいてる今は、後者の方がほとんどになってきた。
趣味を仕事にして、でもそれじゃ足りないからバイトして、っていう生き方はそんなに許されないのですか?
うん、自分でも思ってる。40近くにもなって一人暮らしもできないような収入。さっき「都内有名大学出・恋愛結婚・出産20代〜で子3人・旦那より稼いでる・毎日推し活・癌手術(成功)」と思い残すことなさそうなくらい王道の生き方してる姉に「今なにやってんの?まだクリエイティブ?笑笑」と、鼻で笑われた。
…うーん、よくあることだけど地味に傷ついたよ。自分がやってることがいかにばかげているか、っていう否定。
姉は、母のことが幼少時から大嫌い。自我が強すぎて、一度も家を出ず母と共同生活をしている私のことを「信じられない」という目で見ている。まぁ私も母が好きとかじゃなくて、単に楽だから寄生しちゃってるので、そこは弱み。(好き嫌いで言えば、私も母のことは嫌い)
母と姉は夏と冬、朝と夜くらい考えが違う。高齢化に伴って母の姉への不満は年々強まり、愚痴り出すと止まらない。「ほっとけば。全く価値観の違う人なんだから。相手に求めたり期待しすぎるのよくないよ」と中立の立場をとると「愚痴や本音を言っちゃだめなんだね!!」とキレる。いや、延々と悪口聞かされる身になってよ…母は、他人の悪口をエネルギーにする人。相手に何かをしたら「見返り」がないと怒る人。姉は、真逆。自分のことは全て自分で完結。誰かに何かを「する」ことも「される」ことも嫌い。故に相手のペースに合わせることは絶対にしない=協調性ゼロ。
そんな母にも姉にも同調できない自分。考えもやり方も人それぞれ、干渉せず自分のペースの生き方でいいじゃん。「自分の『正解』」で判断するなよ。その「正解」は他人にとっては「間違い」だったりするんだよ。
はぁ〜…。疲れました。
生き方を修正するのに何をどうしたらいいのかわからない。
どの世界でも、中途半端な自分。中途半端すぎて、昔楽しかったことが今、どんどん楽しくなくなって、興味が薄れてきて、毎日何を糧にして生きていったらいいのかわからない。
楽しみのために、お金を稼ぐ。でも稼げない。稼げないから楽しみが消えていく。昔ながらの自然の暮らし?そんなの体力も人付き合いも下手で(足を悪くして)できない。
「社会」という歯車からはみ出てしまう。若い頃は、自分はもっと個性的で人とは違った生き方でうまくやってけるだろうと勘違いしてた。
結果、ただの何もできない人間だった笑
はぁ〜…。ほんと、人生疲れた。。
おつかれさまです。比べてしまいますよね。
わたしは、あなたなりの生き方、素敵だと思います。自分に正直でいるってとても難しいことです。
せっかく趣味仕事にされてるのに、楽しいはずなのに、「社会のごみ」だなんて責めることないですよ。ちゃんと足りない分はバイトもされてて、犯罪をしたわけでもないのでしょう?
なにも後ろめたいことなんかないと思います。
色んな人がいるから、意地悪や心無い言葉を言われることは、やっぱりあると思うけど。
趣味を仕事に繋げられてて、それでがんばってみようって足掻いてるところは認めていいと思うし、それが、あなたなりの生き方なのでしょ?一生懸命頑張ってると思います。
それじゃだめなのですか?
一番自分のそばで頑張ってる自分を見てきて、応援して味方でいて守ってあげないといけない自分が、そこまで責めたくなってしまうのは、しんどいじゃないですか。自分だけは、味方でいてほしいし、そういう生き方を誰がなんと言おうと誇っていいんです。立派じゃなくてもいい。きれいじゃなくても、他の人にはゴミみたいに見えても、みっともなかったりしても、情けなくても、それでも、誇ってください。これが自分の人生なんだ、って。
あなたは、あなたの人生を、必死で生きてるじゃないですか。それでじゅうぶんじゃないですか。
負い目に感じたり、後ろめたく思ったり、する必要ないと思います。
責めちゃう時は、気分転換してください。頭使って空っぽにできること。ダンスとかサーフィンとか。楽器とか、歌とか。スピードスケッチとか。切り絵とかもいいと思います。好きなことで埋めてください。
世間の目とか罪悪感とか
自分がどう見えてるかって意識は
ある程度必要なものだけど、
深追いしないほうがいいです。
眺めるだけにしといてください。
長くなってしまって、すみません。
こんなことしか言えませんが。
わたしは、あなたの生き方はありだと思います。
なにもできなかったとしても、生きてたらいいんですよ。
頑張ってきたじゃないですか。
これからだって、なんやかんや時間をかけながら大丈夫にしていけるって信じてください。
大丈夫にしてあげられるって。
また楽しい気持ち思い出せますように。