飴西 椎名です
12447通目に詩のお題を
お願いしたものです
お題をいただいてから
大学への長い長い通学時間に
楽しく創作しています
今日も三つ
宛メに流していきます
お暇つぶしにどうぞ
――――――――――――
お題:バス運転手さんへの恋
【あなたの走らすバスにて】
バスが来たらイヤホン外して
一番前の席をとるの
それが私の日課なんです
サイドミラーに映る
あなたの顔を眺めながら
幸せ考えるのが好きなんです
あなたはバスの運転手
そして 私の好きなひと
でも 知ってる 分かってる
この恋は秘密なの
子どもじゃないから黙ってる
幸せでも 言えないの
言っちゃダメなの きっと
だからこそ イヤホン外すの
あなたの声を噛み締めるの
わざわざあなたから
回数券を買っちゃうの
降りる時は笑顔で
ありがとうございました
って目を見つめて
元気よく去っていくの
あなたはバスの運転手
そして 私の幸せのシンボル
知ってるよ 分かってるよ
あなたは幸せで
あなたと一緒の人も幸せで
私も幸せだから
ちょと苦しいけど黙ってるの
でも やっぱり辛いから
振り向いて 私に笑って
いっそ私だけを迎えにきて
なんてね
お題:わたし
【あなたのわたし】
私は「わたし」って言います
私から見たら「わたし」
あなたからしたら「あなた」
そこにいて 名前がある
そんな感じの生き物でした
我思う故に我あり そして
あなたある故の「わたし」
認められて ぎゅっとされて
そこにいて 名前を呼ばれて
そんな感じで生きています
一人でだって死なないよ
そんなに柔くないよ たぶん
でも あなたの「あなた」が
消えちゃうなんて そんなの
「わたし」も消えちゃうかも
つまり あなたが必要なんです
私はもう「わたし」だから
認めて ぎゅとして
そばにいて 名前を呼ぶから
あなたの「あなた」で
ずっといさせてください
よろしくね
お題:線路
【自分の線路】
駅のホームを風が通り抜けて
俯きたくなるほどには凍えた
目に突き刺った一つの線路に
俺の人生の姿が重なって笑う
周り道など一つもなかったが
岐路の存在は重く俺を責めた
全く無駄に思える停車時間に
通りすがる誰もが俺を責めた
それでもこの道だけだったと
ずっと繋がった線路を誇った
これからもこの道しかないと
俺だけの線路を踏み外さない
強い風に顔を上げて待つ電車
真っ直ぐに俺の前に現れろよ
――――――――――――
それでは また
インフルエンザには
気をつけてくださいね!
飴西 椎名
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ななしさん
ねづっちみたいだな。
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