何度かピエロとかくれんぼする夢を見たことがあります。
舞台はいつも一緒で、昔住んでたおばあちゃんの家です。
窓や玄関の扉は開かなくて、「早く隠れなきゃ」そう思っていつも二階に隠れに行きます。
しばらくすると、タン、タン、といった足音と共にピエロが現れ、家中探していきます。
一つ一つ、細かく、カーテンの裏、机の下、タンスの中・・・。
最初は書斎、次にリビング、キッチン、応接間、そしてトイレ、お風呂を確認した後、ピエロは階段をゆっくりあがってきます。
祖父母の寝室を確認し、叔母の部屋、最後にいつも私が隠れる大きな寝室に来ます。
だんだん足音が近づき・・・私の隠れているカーテンの目の前まで来て・・・
「見つけた」
その声と共に目が覚めます。
大体この流れは一緒なんですが、一度だけピエロが消えてしまったことがあります。
その時は、いつも隠れる大きな寝室の電気を付けておき、叔母の部屋に隠れていました。
するとピエロは寝室に興味を持ったのか、先に大きな寝室のほうに行きました。
しばらくして叫び声が聞こえたかと思うと、シーンと静かになりました。
不思議に思い寝室に行っても誰もいません。
家中探して・・・玄関の扉が開いていることに気がつきます。
そこから外に出て・・・私の夢は終わりです。
・・・小瓶を見る