「終わってない?」、ですか。
そうですね、まず人間の感情というものは点ではなく波であること、0か100かだけではないことを理解するとご自身をある程度は許せるのではないでしょうか。
感情は固定されたものではなくシチュエーションや時間の経過、ご自身の価値観の変化などにより同じものに対して抱く感情も変わるということです。
子供向けのアニメを大人になっても子供の頃のように目を輝かせながら見続けている人は限られているでしょうし、見ても子供の頃とはまた違った感想を抱くはずです。
小瓶主さんは好きな小説やアニメ、映画はありますか?
その好きな作品はつまらない要素や非の打ち所は決してただの一つもないと断言できますか?
そうとは言い切れないでしょう、でも好きということは「嫌いなところもあるけれど、それ以上に好きなところの方が多いから好き」と言えるはずです。
断言できるようであればそれはそれで問題です、もはやそれは単なる盲信なのですから。
盲信に近い好意というものはかえって相手への負担になります。
相手の長所も短所も冷静な判断をもって受け止め、それでも好きだといえる心こそ本当の好意なのです。
長々と記しましたが
「嫌いだという感情に無理やり蓋をする必要もそれを抱く自分自身に嫌悪感を抱く必要もない、ただしそれを表に出さないようにすることは心がけるべき」
「人間は自分自身も併せて清濁の要素を併せ持った存在であることを受け止め、好意を持った相手にこそ濁の部分も併せ呑めるかどうかを冷静に判断することが重要である」
がお伝えしたかったことです。
参考になれば幸いです。