「いい奴」になりたいとは、あまり思わない。だって、「いい奴」だとか「善人」だって思われるほど、自分の嫌な面が思い返されて、辛く苦しいから。
だから、これから「いい奴」になるための努力はしたいとは思わないんだ。
少なくとも、私はいつだって「いい奴」になるために努力はしてない。
「いい奴」になろうとするほど、自分の嫌な面が、全面に押し出されそうになるからだ。
私は、「人に嫌がらせをすべきだ」と言っているのではない。
「人に嫌がらせ」をしてもいいことは何もない。
ただ、どうしようもなく、私にも人に嫌われる一面はあるんだ。
その一面を人に見られ、人に嫌われたって、それは仕方がないことなんだ。
その一面を無視して「いい奴」になろうなんて無理のあることなんだ。
だから、私は「いい奴」を目指すことはない。
むしろ、嫌われていたいんだ。
こんな手紙を読んでいい気分になる人はあんまりいないと思う。
「本当に自分はもうここにいてはならない」と感じたら、私はすぐ宛てメを離脱するよ。
でも、こんな手紙読んでくれてありがとうね。
こんな手紙でも誰かの気持ちを変えられたらなあ、なんて思ったりして。