再び“図書庵”をやろうと目指し始め、私の琴線に触れるものを求めてます。
この作品もそうなのですが、精神科医の物語なので、いずれ取り上げられるだろうと思っていた話が、今巻で出てきました……。
パニック障害
あの日…
トラックを運転中に突然手が震え出し、やがて全身に…
呼吸困難となって、暴れる体を背もたれに押しつけ、震え続けながらも左手で右腕を鷲掴みにし、右手は必死にハンドルを握り締め、反対車線に飛び出さない様に…、前を走る車に追突しない様にと、いきなり起きた発作にわけが分からず、ただ言葉にならない声を張り上げながら運転をしていました。
路肩に駐車場はあっても、自分の体を抑えることだけが精一杯で、とてもそんな余裕はありませんでした。
どれだけの時が経ったのか……
やがて発作は治まりましたが、その後も含めて、よく事故を起こさずにきたものだと、ヒヤリとした思いです。
そんな体験があったから、この作品に興味を引かれて読み始めました。
今、2年後に向けて様々なことの準備段階なのですが、良いことばかりではなく、過去の自分と改めて向き合わねばならないこともあり、気持ちがまた不安定になりかける時もあります。
……ですが、
それらも全て必要なことなのだと思えるのです。
綺麗な面ばかりでは、寄り添うことなど出来やしない。
心からそうしたいと想うなら、私は私の過去に真っ向から向き合わなければ!
しんどい日々ではありますが、やはり私は人との“縁”に恵まれているのだなぁと実感しています。
本や映画、歌とまた新たな出会いがあり、不安定となりかける心を支えてもらったり、道標を見出ださせてくれたりしました。
今度は…
私が、後から来る子どもたちへの道標を作ってあげたい
私は、私の出会った子どもたちのおかげで、大切なことを教わりました。
その恩に報いるためにも、2年後を目指して!