具体的なことを言っても仕方がないの
だけれど。いや、言葉にしようとする
のはいいかもしれない。
何だっけな。森の中を散歩していて、
聞こえるのは風の音と鳥の声だけ。
木漏れ日が美しくて、涙が出るくらい。
あれこれって私?って思って。
太古かは分からないけれど、突然記憶が
蘇ってきた感じ。
今があるってことは、過去と未来が
同時に存在する。点があるってことは
線が存在するみたいに。過去、今、未来
の順に流れているように感じているけれど、
実は、同時に存在して一つの世界を作る。
線が集まって立体になるように、さらに
その世界が無限に交差している。
私たちは紫外線や赤外線を認識できない
ように、一つの世界しか認識できない。
本当は同時多発的に色んな世界、例えば、
恐竜が住んでいる時代に生きている自分や
江戸時代に生きている自分、地球以外の
惑星に生きている自分、病気になら
なかった自分、夢を叶えた自分、結婚
しなかった自分、子供を作った自分、
生まれたばかりの自分、が存在している。
ラジオの周波数を合わせるみたいに、
人間も実は無意識のうちに別の世界に
焦点を合わせているのかもしれない。
その能力がごく僅かなために、感じない
だけ。それを意識して行えるようになると、
引き寄せの法則、タイムトラベルなどと
いうのかもしれない。
好きなことを選ぶと、その通りの世界を
見ることができる、という仕組みがある
だけで、それを選ばなくてはならないとか、
ネガティブなことを考えてはいけないとか
そういうことではない。好きなことを選ば
なくてもいいし、ネガティブなことを考え
てもいい。何の拘束性もないということ。
私は周りと感覚がズレているから、合わせ
なければいけないということもない。
他人は理解してくれないと思ってもいいし、
理解してくれると思ってもいい。