今、悩みを探している。
あるはずなのにない。そんな感覚。本当は何もないのに、必死に作り出そうとしているような気もする。
空白に耐えられない。やっぱりあるもので埋めないと不安なんだろう。ないものをせっかく感じられるようになったのに。
自在には叶わない。今日は、焦燥感。相変わらず。何もしていないことが許せないというような。
慣れるということの不自然さ。そう、慣れたために不自然になってしまった。
頭の中に行程が瞬時に映し出される。その通りに動きたいのに、他者がいるというだけで、ロックがかかってしまう。この不自由な感覚は一体何だろう。慣れなくて体当たりしていた頃の方が魂は喜んでいた。仕方がないことなのかもしれないが、守りに入ってしまう。楽な方に行こうとする。人間の性。では慣れるたびに違う環境に身を置かないと、苦しみが伴うのだろうか。ゾッとする。
体当たりするのも疲れるし。現状維持だと苦しいし。板挟み。
自分の中の天秤がどちらに傾いているかということ。面倒臭さよりも、苦しさを選んでいるというだけのこと。
そうなるべくしてなっている。面倒臭さの伴わないものなんて存在しないのかもしれない。
これだったら面倒臭くても、無駄でも許せるよっていうものがあれば。
やる気がどうとか、ブームが来ているとかではなくて。
それは、自分からチャンスを掴む姿勢を見せないとやって来ないのかもしれない。
上手ければ向こうからやって来るというスタンスでは永遠に。
目に見えないものについてとにかく考え抜いたつもり。そして、それらしきものにも辿り着いた。文字にした言葉は全て忘れてしまったけれど。小休止の途中。今度は形にする時期だ。