出来なかったことを少しでも出来るようになったら、それは良くなったって言っていいんじゃないの。
盲目の人は、点字を覚えたら、覚えていない時より世界が広がる。
発達障害も同じ。仮に他人への配慮が苦手なタイプでも、「これは駄目なこと」「これは人が悲しむ言葉」と知識として頭に入れていけば、空気が読めなくても、他人の気持ちが汲み取れなくても、トラブルを回避することは可能。
そうして、何も対策していない時よりも何らかのスキルが上がり、以前より楽に生きられたなら、それは良くなったと言えるんじゃないかな。
努力でどうにもならない、というのは、自分にとっても他人にとっても、出来る限り心地よい人生にしようとする障害ある人の尽力を突き放しているように聞こえる。
「あんた達、努力しても仕方ないでしょ。どうせ出来ないでしょ」てね。
そうして排除した後、じゃあその人達をどうするの?て話で。
家に閉じ込めておく?発達障害は外に出てくるな、てなる?
その人達はどうやって生きていけばいいのかな。全員に障害者年金出すの?それ税金だよね。今日本は超赤字だよ。余裕あるのかな。だったら1人でも働いて収入得てくれた方が、国の財政的にもいいよね。
今は発達障害の人への教え方、伝え方みたいなマニュアルも出回っているし、理解したいと思える人がいたら試してみながらコミュニケーション取ればいいんじゃないかな。