この一杯のかけ蕎麦の話は、交通事故で亡くなった父親が、生前なじみにしていたそば屋を、母子三人で訪れたところから始まる…口説です
作風としてはお涙ちょうだい物で、ときの竹下内閣の衆議院でも全文が朗読されました
僅かこれだけのストーリーなのですが、2時間あまりに及ぶ、映画化もされ文化省の選定をも受けました
しかし余りにも有名になった作者は、曰く因縁故事来歴とでも云いましょうか、過去がバレバレになり逮捕劇まで演じてしまった、そして安否は不明です
熱し易く冷め易い国民性なのか、そんなこんなで直ぐに忘れ去られてしもうた
『北海道の真冬の夜遅くに外出なんて…とか、そんなに貧しいのなら即席麺を自宅で食べたら良かろう…』なんて、ちまたの話も…
私はなるべく漢字を使い、涙の出にくい方法と主観で綴り合わせましたが、創作であれ作者の品性であれ、全て別にして
清らかな涙が溢れくるなら、お互いに救われるのかな…
と、宛てメの皆さんに一読をお勧めしました
前記の作者栗原良平は栗良平の間違いでした
注意喚起をするなら、これは詐欺師?の書いた創作と思われます、人を泣かせる心情を熟知しています、泣かされ話には充分注意しましょう
しかし、良く出来ているストーリーだなぁ、歳のせいか、親子間の思いやりや愛情溢れる仕草……、込み上げる私の泪にお芝居はなし…
大変長く失礼致しました
最後になりましたが、管理人A様へ、一言
この度の無理難題の御配慮を誠に感謝を致します、有り難う御座居ました