名前のない小瓶
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お返事7通
小瓶主
始まりは祖父が病院に行ったときでした。お医者さんから【酒量制限】が下ったのです。ですが問題はここからでした
・・・小瓶の中の手紙を読む
小瓶主さんからのお返事
【小瓶主さんからお返事きたよ】
皆様、お返事ありがとうございます。
私の心情も汲んでくださってのお返事に、少しうるっとしてしまいました。
うちのおじいちゃんの飲み方なのですが、味わって飲むというよりも、「酔いたいからなんでもいい」タイプで、アル中に入ると思います。
昔は味わって、酒量もきちんとしていたのですが、叔母、母、従姉妹(姉)が、その、言い辛いのですが、問題を立て続けに起こしたので、お酒に逃げるようになってしまったというか。
できたら味わいたいけど、とにかく酔いたいからなんでもいい。
といった感じの飲み方です。
一リットルでも二リットルでも、一リットル未満(720ミリリットル)でも、1日、2日で飲み干してしまったり、ぐでぐでに泥酔するまで飲むので、お医者さんのコップ一杯の目安がなくても、減らしてほしいなぁ、とも思っていたのです。
アル中で亡くなる方もいるし、酒量制限を設けられた、ということは、間接的にとはいえ、命の端っこを預けられているような気もするのです。
少し力が入りすぎていて過敏になっているかもしれません。
私や母のご飯だけでは足りなくなってしまいがちな栄養もあったりするとおもうので、差し入れ自体はものすごく感謝しています。
最近はものすごく疲れたので、最初から少ない量のものや、アルコール度数が少ないものを酒屋さんやスーパーで購入したりして、どの位飲むかはおじいちゃんに任せてます。
正解はない類のものなのですけど、父がいない様な感覚で育ったし、私をここまで育ててくれたのも祖父なので、父親代わりというか。
おじいちゃんが辛くても、少し我慢してもらってでも、まだまだ生きてほしいというか。
まだ傍にいたいというか。
…アル中でお別れは、嫌だなぁ、って思うのです…。
硝子玉