金銭的な感謝と個人への感謝は別物だと思います。
僕の場合は金銭的な面では感謝していると言っていたんですけど、真の意味で感謝は出来ていなかったですね。
僕の望む環境を作ってくれて感謝してるというか、上辺だけというか、思い通りにしてくれてありがとうっていう軽い感じでした。
それよりも父が嫌いという気持ちが勝っていました。
父に理解があるふりをして、自分が父を嫌うのは正しいんだと思うために言っていたような気もします。
本当は自分にも悪い所があると思いつつ、それを隠すために、自己防衛的にそう思いこんでいたのかもしれません。
後に人間的な感謝をすることになるのですが、この時は心の底からありがとうと思いました。
目に見えてたものより、目に見えなかった愛情の方が僕には効いたみたいですね。
僕の知らない父の一面を知るたびに、過去に父が僕のためにしてくれた事が色んな意味を持ち始めました。
本当は良い所もあったのに、悪い所ばかり見ていた僕にも原因がありました。
愛情の伝え方は人それぞれで、感じ方は受け手しだいじゃないかなと。
相手の事はどうにもならないから、自分なりの精一杯の伝え方をするしかないと思います。
愛情を受ける方も精一杯に愛情を汲み取る努力をしないといけない。
結局お互い様という事でした。
正しいとか間違っているとかは最終的にはどうでも良くなりましたね。
小瓶主さんも、自分の主張や感じている事の正しさとか間違いなんてのは気にしなくても良いと思います。
ただ悪い所ばかりを見すぎず、柔らかい心で居てほしいですね。
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