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ななしさんへ。
専門的な話すぎて…お返事がくると思っていませんでした。
それもあなたのような、本質を汲み取ってくださるようなお手紙で、とても感動しています。本当に嬉しいです。

とてもタイムリーなことですが、勉強をした事を、先日、インターネットで相談してくれた他の苦しむ人へ伝え、カウンセラーの真似事をしました。
一度二度だから根本的な治療にはならないでしょうが、私から誰かを救う知識の種を植えられた人がいたことが、わたしの中でも救いでした。

結局、私の自律神経は人を怖がっていて、不特定多数の方と長期的に関わるのは動悸など身体にダメージがきてしまい、断念してしまいましたが…(断念しなければならないことも、本当に辛かったです)
それでも、わたしの知識や体験を頼ってくれたり、喜んでくれたり、あなたのように言ってくださる人がいて、救われました。
この手紙を書いたときより、ずっと楽です。

ずっと軽薄に人と話す、繋がることは悪であると、幼少の頃から考えていました。長期に渡るいじめや親のネグレクトがあり、わたしはずっと精神的に、ひとりこそ正しいことだと信じてきました。
けれども、何度拒絶しても大切にしてくれる温かい人の存在を知り、学術的な理論の裏付けも知り。その研究をしてくださった方々の熱意や思いやりを知り。
そして不特定多数の方の苦しみと良心にも触れました。
人との、ささやかな思いやりある「繋がり」が、人には非常に大切なのだと今は痛感しています。
(それは決してパートナーなどの深い繋がりでなくてもよく、むしろ、そうでない広い人たちの中での安心や、許しあう感覚の方が大切になるでしょう)

死にたいと思うことはしばらく続くでしょう。ですが、その人たちのために死なないと、決めています。
独白が長くなりましたが、この度は心よりありがとうございました。
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こんにちは。
鬱というのは、精神疾患の鬱でよろしかったでしょうか?
私は今年35歳になります。
まだ主さんより若輩ですが、精神疾患を起こしてからは、もう19年の、先輩ということになるでしょうか。

鬱症状を抱えながら仕事をするのは、誰にとっても、なかなかの難しい難題だと思います。なにせ身体はなかなか元気が出ないですものね。

私は、歳だけとって、使えない、なんて、考えなくていい。むしろ、心を健康にするためには意識して考えない方に努力をなさるくらいがよいと思うのです。
歳をとった経験値は、必ず仕事内容に限ったことではなく、主様に別の部分に蓄積されていると思います。
仕事内容を活かすのではなく、人生経験、人と接してどんなことが嬉しかったか、大切にしていきたいと思ったかを活かしていけば良いことだと思うからです。

4月に異動されたのですね。
きっと今、主様は混乱され、そわそわと落ち着かず、逃げ出したい気持ちでいっぱいなのかもしれません。
ですが、それが鬱という病が起こす症状なのです。
きっと、やめて次のところに行ってもいいよ。その言葉が聞きたいでしょう。
けれども私は、疾患の先輩として、今は辞めるべきでないと断言致します。

仕事をしなくても一定期間生きていける状態であればよいのですが、ご家族もおられ、次の仕事を責め立てられるのは、また別の苦しみに必ずなります。
消えてしまいたいというのは鬱病が起こす症状ですので、お仕事を変えたり、辞めても、その感情から逃げる事は難しいのです。
ご家族も不安になり、それがまたご自身を苦しめることになるでしょう。

仕事は、出来なくてかまわないのです。
何故なら鬱症状がある時、脳の動きは鈍くなるからです。病気を抱えているのですから、今は最低限のお仕事ができれば良く、そういうポジションを確保することです。
ミスが怖ければ、ミスだけないようになさって、失敗しても良いのです(矛盾するようですが。)
お仕事先の方々も、主さんが精神的に安定なさる方が、仕事のパフォーマンスも上がり、主様だけに蓄積された経験値も活かせることになり、喜ばれるはずですよ。
主様の安心されている状態は、結果的にみんなが喜ぶことなのだと考えてください。

私も当初は、泣きながら足を引き摺りながら出勤し、突然休むこともありました。どうして普通になれないのかと希死念慮に駆られましたが、徐々に良くなっていきました。
鬱がよくなると、仕事のパフォーマンスもよくなっていきました。

それよりも、ご家族との優しいやりとり、また安心する環境を大切になさってください。
鬱に一番よく効くのは本当は休息です。ですから、あまり激しく頑張らないようになさってほしいのです。
きっと、仕事の失敗の恐怖や出来る人との差などの劣等感、強迫観念が主様にとって一番心に障っておられるように感じます。

怖いことを考えるのを辞めましょう。やりたいな、こんなことを人からされて嬉しかったな、そんなふうに思えることをするようにしていきましょう。

それが今の主様に大切な事だと思います。
大丈夫、大丈夫。
なんにもできなくても、生きていけます。生きていて良いのです。
幸せで、安心している時間を増やしましょう。それが出来ることを増やすことにも必ずつながっていきますから。

散文失礼致しました。
・・・小瓶を見る
ico
強く共感します。
私は…親の不理解で医者に行けませんでしたが、主さんと同じ頃に精神疾患(寝たきりになったり、こわくて暴れたり、鏡から離れられなかったり、幻聴が聞こえたり、文章が読めなくなったり…)で高校を中退することになりました。

独学でしか苦しみへの対処法がなかったので、本が読めるようになってからは図書館で分厚い分厚い精神医学の本を何冊も読み漁りました。
仏教まで勉強しました。笑

1人手探りで、人への恐怖感(知識をつけた今は、脅迫症だったとわかります。主さんのように醜い顔だと毎日怯えていました)と戦っていました。
躁鬱の気質も私もあり、発達性トラウマからくるもののようでした。

普通になりたい、そう思い続けた20年でした。今年で35になります。
いまは知識の努力の甲斐あり、それなりに普通の仮面をかぶっています。
暴れたり飛び出してしまうことも無くなり、ゆるやかな鬱症状を抱えつつも、自分の好きなことやものを集めて生活しています。
ですが、主さんのような心が、ずっとくすぶっています。

安心感を、少しでもいい、感じたいですね。
主さんがおいくつなのかわからないけれど、知識は自分を少しは助けてくれます。だから本を読んでみて。

あと、勉強して知ったことのひとつが、人に対して安心感を感じるのは、人間にとって必要なことであると言うこと。これを司る自律神経があると、近年研究によりわかってきたそうです。

主さんの病歴は私ととても近いので、この考え方は役に立つと思うの。
だから、私はあなたに会えないけれど、少しでもこのお手紙が人の安心、警戒しなくていいつながりだと「感じられた」らいいなと思います。
これが治療法なのだそうです。
自分そのまんまでいいんだよ。楽な方にいていいんです。

普通にずっとなりたかった。
でも、普通なんて目指さなくていいんだと思う。
私自身が楽な方が、絶対周囲のみんなにとって、結果的に幸せだと思う。
こうしてほしい、こうあるべきとかよりも、誰かの苦痛の方が人には伝わるから。そして喜びや笑顔も。

自分も、だから普通じゃなくていいから、幸せでいたいと、今は思ってます。勿論悔しいけれどね、でもやっぱりつくづく思うのは、人ってみんなそれぞれだから。
どうしようもなく違うのね。
みんながオススメしてくるお化粧のやり方が、絶対自分を可愛くしてくれるわけではないのね。

長くなってしまったけれど、あなたには、私よりも幸せになってほしいです。好きなものを集めて、食べて、出来ないことも受け入れて、楽な、安心する時間をたくさん増やしてほしいです。
それがきっと憧れているふつうにいちばん近いことだとも思う。
それが、貴方に少し似た私の願いです。
・・・小瓶を見る
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