簡潔に言うと「いじめっ子を隔離すべき」ですね。以下駄文ですので時間があるときに読んでくだされば幸いです。
外国ではいじめる側に何か問題があるとされ、逆にいじめっ子が病院に行かされたりすると聞いたことがあります。日本もそうなればいいのに、と思っています。
いじめられたから逃げる、不登校になる、会社を辞める。それだけだと一矢報いることはできないし、逃げ癖もついてしまいます。
なにより、逃げることは損でしかない。通常の社会のルートから外れてしまうと、周りの目がのしかかってくる。正しいルートに戻りなさいと圧をかけられる。そして、犯罪者の多くがそのルートから外れしてしまった人であると、聞いたことがあります。
だからこそ、いじめられた人が逃げることしかできない状況を改善すべきではないでしょうか。
僕は「逃げていいよ」は甘い砂糖でコーティングされた毒だと思います。某ゲームで草むらを歩いて、某モンスターと遭遇したとき。「にげる」ボタンを押すだけでは相手に攻撃をすることも、捕まえることもできません。本当に逃げていいのか。いや、逃げちゃだめだと僕は思います。本当にすべきことは逃避じゃない、反逆です。
悪口言われた。逃げます。理不尽なことをされた。逃げます。なんとなく朝起きるの辛い。逃げます。生きるの辛い。逃げます。それでいいのか?僕は嫌だ。生きるのが辛いなら死にたいとは思いません。楽しく生きたい。そっちのほうがいいじゃないですか。だから、いじめっ子にトイレブラシで頭をぶん殴られても、寄ってたかって服剥がされても、蹴られても逃げなかった。逃げたら負けだと思っていました。
大体、いじめっ子は隔離されるべき、皆から避けられるべきなんです。だって、他者を自分の欲望のままに支配することを覚えた人間は怖いから。いつその暴力が自分に向くか分からないから。道端にナイフ持って突っ立ってる人がいたら、自分から近付こうとか思いませんね。それと同じように、皆がいじめっ子を避けて孤立させるべきなんです。ただし一つ違うのが法の束縛がないこと。ナイフ持ってりゃ銃刀法違反だけど、いじめっ子はそれだけじゃ逮捕も通報もされない。そこが難しく、だからこそ周りがいじめっ子の恐怖に負けてしまうから、いじめが起きてしまう。
ならば、いじめをしてしまうような自分の欲望を我慢できない人間は強制的に社会のルートから外されるべきなんです。そこで、何らかの問題が発覚するかもしれない。家庭環境に問題があるのかもしれない。そうやって対応をしなければ、いじめっ子も救われないと思います。
とまあ逃げも反逆もせずに数年耐えていじめっ子から免れた誰それが申しております。僕が何もできなかったのはひたすら僕がビビリなだけですけど。でも、社会のルートから外れなかったお陰でしっかりと着実に自分が成長していることを感じてるので毎日ハッピーです。絶対とは言い切れませんが、恐らくあのときいじめてきた人よりも充実した環境で充実した生活を送れていると思いますね。
長くなってしまって申し訳ございません。僕は逃げた人を弱虫とか言う気はありません。幸せも辛さも比較できないから。言葉が少し強くなったところもあったので、そこだけは補足させていただきます。
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