私は積極的に死にたいわけじゃないけど、もうこれ以上生きることは無駄でしかないと感じてる。人生で与えられた数少ない手持ちのカードは全て出し尽くしたし、もうこれ以上何かに向かって歩いていく希望も期待も気力も何もない。人や社会に対しもそうだけど、何より自分自身に何の期待も希望も持てなくなった。霞のようにフワフワとした生存欲求を満たす為だけにただ働いて、上辺だけ取り繕って空っぽの心で生きてるだけだ。人生の旬はもう過ぎた。今のこの状態からこの先さらに何十年も生き続け、少しずつじわじわ先細りして枯れていくだけの人生を、ただ死への回避本能から半ば強制的に生きざるを得ない今の状態こそが苦しくて。この苦しみから逃れる方法が自死より他に見えなくて。こんな考えしか浮かばない自分って奴は、どこかで何かを間違えてるんじゃ無いかと記憶や意識の端々まで巡ってみるけど、堂々巡りの思考の終着点はいつもやっぱり自死にしか行き着かない。一番手っ取り早く簡単に自己完結出来る方法として、これ以上の答えは出てこない。
それでも今日も生きているのは、自死が自分にとっての最適解では無いと分かってるから。カラダとココロに尋ねてみても、死にたいとは答えない。ただ、これからこの先も生きていく事はもう無駄でしかないと言う感覚だけがここにある。自分について一番正解に近い場所にいるはずの自分自身が、自分をこの先どうしていけばいいのか分からない。