20代です。
40代の上司や知り合い数人から
苦労が足りない、本気でがんばった事ないでしょ、甘い。
というようなことを言われます。
自分のが苦労してるからと言われても、正直だから何?と思ってしまいます。
苦労しろって言われても何したらいいのか・・・。
確かに苦労っていう苦労はしてないです。
好きなことして、死なない程度に稼いでそれで良いと思うのは甘いですか?
苦労が足りないのではなく、私の言っていることが生意気だ、というなら
納得できます。たいした経験もないのに大きな口を叩くなと。
きっと言いたいことは↑なんだと思います。
なのに、自分はこうだったの一言が入るだけで急に言葉が軽く思え、
素直に心に入ってきません。
尊敬してる人から言われとても残念な気持ちになりました。
幼い頃に父を亡くし、母の離婚再婚の後、ネグレクトを受け孤独の身となった経緯があります。高校卒業後は大学を諦め就職。当時勤めていた会社では、主さんと同じように「あなたは恵まれすぎ」「もっと苦労しなさい」と言われていました。
私の経験上、人のことを「苦労してない」などと言える人は、本当の苦労を知らないか、単に今が幸せでないかのどちらかです。
『好きなことして、死なない程度に稼いでそれで良い』
最も幸せなカタチだと思います。
あとは、時代背景がありますから、20代と40代では生きてきた世界が違うのは当然です。20年で世の中は大変便利になりましたからね。きっとその方も、過去に何か思い入れがあるのでしょう。「大変でしたね」と言ってあげれば満足してくれそうな気がします。
40代です。
その世代が幼少の頃は、まだまだ今より“好きなこと”が出来る時代ではなかったように思います。習い事と言えば、習字とそろばん。クラスに数人ほどはピアノやエレクトーンを習ってる子はいましたが、男の子では皆無。スポーツなんかは放課後、校庭でやる少年野球チームに入ってる子が何人かいたくらいで、お金を払ってテニスや水泳を習うなんて一般的ではなかったです。
その世代が大学受験、あるいは仕事をしはじめた頃、バブル期…は終わっていたかもしれないけどまだその残り香が十分にあり、頑張ればそれだけ豊かになれる時代でした。大学受験時期は、浪人覚悟で高い目標を掲げる子が今よりもっと多かった気がします。
死なない程度に稼ぐっていうので何が悪いの?
全く悪くないと思います。
ただ、その世代から見ると、若いのにもったいないなぁ…と思うのではないでしょうか。
一種のジェネレーションギャップかなぁ 。
あなたが誇りを持ってあなたらしく生きられたら、それで良いのではないかと思いますよ。