さよなら数学。
高校2年生です。
私は、数学が出来ません。
嫌いではなく、むしろ「好き」。
苦手どころではなく、むしろ毎日ほぼ数学しか勉強していないというくらいなのに試験では10点あるかないか。
1年生はじめのテストで衝撃を受け、勉強は嫌いでなかった私は早速対策を講じました。少しずつ勉強量は増え気づけば、
・朝、学校へ行く前に教科書を読む。
・授業はもちろんきちんと聞く。終われば質問をしに行く。
・家に帰ったらまず復習。その日解いた問題をやり直した上で、問題集（学校で購入のもの）を解く。
・テスト前にはこの問題集を2周。プラス、先生に勧めて頂いた問題集を解く。
【1年半続けた結果】
今回も一桁、補習決定。
体に合わないとしか思えないのです。質問をして理解して、同じパターンの問題をいくつか解いたのに、翌日その問題を見るともう、問題の意味すらわからないのです。頑張っていれば結果は後から出始めると聞いたけれど、もう2年生。1年半もこんな生活を送っても変わらないのです。
他の教科はよく出来ます。
1番は英語が、好きです。
進級が危うくなったため数学ばかり必死にやった1年生の後半。
初めは学年トップだった英語の順位は二桁に。数学は変わらないまま。
何かが折れそうでした。
今も英語の成績はその辺りで留まっています。しかし、1年半勉強していないからか褒められても、罪悪感と もっとできるかもしれないのに なんて言う根拠のない気持ち、嬉しく受け取れません。
いや、数字をごちゃごちゃ言ってみたけれど、結局は。
英語を、国語を、もっと勉強したい。1番もとりたいし、ううんそんなことより、大好きで、初めて「頑張りたい」「違う世界を見せてくれる」そう思えた学問だから、極めたい。一度、全力でこれら極めた上で 成績っていう評価をもらいたい。
今回のテスト、数学を捨ててみようと考えています。
馬鹿か。はい。
英語を全力でしなかったのは、好きなことをめちゃくちゃ頑張って頑張って、結果が出なかったら辛いからです。
これのおかげで私は世界が変わって、将来ももうこれに賭けたくて。
勉強したい、なんて初めて言えた。
数学で大変だから。どっちも頑張りたいから。
そう誤魔化してきたけれど、信じたい ものに全力賭けて駄目だったらなんにも残らない気がして。
親には相談しました。
やってみ、って言ってもらえて驚きました。
わからない、わからない、そう言って泣きながらやっても分からなくて凹んでるのを見てきたから、そう言われました。そんな。甘くてびっくりした。
理由はちゃんと言えました。
私は、私のやりたいことのための勉強がしたい。困るかもしれないけれど、他のことでこんなに、時間を割いてストレスでパニック障害もひどくして気持ちも弱ってもう嫌だ。
一度だけ逃げてみさせてほしい。
躊躇っていた理由のひとつが親。
期待は大きく、私も当たり前にそれに応えようという状態になっていた、いまは抜け出したけれど。それでもどこかで、この線の上じゃなきゃって思ってた。それにこのまま数学が出来なければ国公立大は無理。お金がすごくかかるのは知ってる、それじゃあどうしてこんな進学校にいるのか、頑張らなきゃって。
中学生の頃以来の、英語の勉強。
わくわくして震えた。
試験前日に赤点にならない程度に飲み込んできた文法。理解して覚えれば、こんなにうつくしい。
単語を見るたび新鮮でどきどきして、ごくごく呑み込むように覚えていく。
オーストラリアにいた頃の、話の通じた喜びを思い出す。もっともっと知りたい。もう私にこの道しか残されなくてもいいから、目指したい道があるんだ。
勉強って、
こんなに楽しかったのか。
たのしい。いくらでも遠くへ行ける。
はやく思い切ればよかった。
憧れに近づくための努力って、しばらく報われなくったって続けられるよ。
でも、あれだけ駄目な数学を頑張れたことがいつか、私を慰めてくれるといいな。もちろん慰めなんていらない毎日を望むけれど、だから無駄な時間を過ごしたとは、言わない。
…ふう、「次回のテスト結果が悲惨なことになる」フラグを打ち立てましたね。もういいや。学年で何位だったところでな。きらきらしてたいや。
大バカ者はちょっぴり元気になりました。
学生時代の時間は限られています。あなたの場合、文系科目に全振りして正解です。
僕も数学は赤点の常連でした笑
なのでセンター試験は文系科目全振りの力業で突破し(数学は6割、生物は7割に抑え、それ以外を9割後半たたき出しました)、2次試験は小論文でなんとか国立に合格しました。
そんな僕ですが、なんと今、当時苦手だった数学とこれまた苦手科目の政経の知識で飯を食っています笑 (しかも教育関係ではありません)
赤点の常連で苦痛で苦痛で仕方なかった数学。なのに今、休日に数学の解き方のブログを見たり問題を解いたり、クイズノックの数学関連の企画の動画を見たり、もはや数学は趣味になっています。
ちなみにこの間、暇潰しに高校入試の問題を解いてみたら、学生時代は9割をきったことがない英語が7割しか取れず、逆に数学が8割前半とれてるという結果になりました。これはこれでちょっとショックです笑
楽しく数学とお付き合いできる時間はきっとやってきますよ。
私も数学が全くできませんでした。
私は今大学一年生です。
私の場合は学校のテストで数学の点数は良い（評点平均4）方でしたが模試が壊滅的にできませんでした。
数学は元々小学校から嫌いでした。
中学生になってからのテストでは評定平均を上げるためにテスト勉強をたくさんしました。
高校もテスト勉強をたくさんしていました。
そのため数学のテストで悪い点数をとることはあまりなく、数学を克服できたと思っていました。
しかし高校3年生になり数学の模試はいつも数1A40点数2B30点。
私はたくさん勉強すれば克服できると思い特に数学をたくさん勉強しました。
数学を捨てずに勉強した理由は国公立にどうしても入りたかったからです。
数学を克服するために受験科目を英数国に絞りました。
数学は多分全体の勉強時間の3分の2を占めていたと思います。
迎えたセンター試験、数学の点数はいつも取る模試の点数と変わりませんでした。
私は結局国公立には行けず私立に進学しました。
少し身の上話が過ぎましたが私が言いたいことは2つです。
１つ、頑張ってもどうにもならないことがこの世の中にはあります。
私も貴方もそれが数学だったということだけです。
２つ、数学は生きていく上で切っても切れない存在です。
だからこそ数学を避ける方法を選ぶことが大切です。
大学受験、貴方が進学校にいるのなら多くの先生が受験科目を絞るな、国公立に行けというと思います。
でも私は絶対貴方に数学を受験科目で使って欲しくない。
それなら貴方の得意を伸ばす方を選択した方が絶対に良いと思います。
受験期、私は人間関係のストレスの方が強すぎて勉強に対するストレスをあまり覚えていません。
ですが数学を、得意な政治、世界史を捨てて、どの教科よりも勉強して、たくさん勉強方法も調べて、点数が全く上がらない。
はっきり言って絶望です。
貴方が1年半経験してきたと思うので言わずもがなかもしれませんが。
数学を捨てることは恥ではありません。
逃げるは恥だか役に立つ。です。
学校のテストなんてワークからしか出ないのなら答えを全部暗記してしまいなさい。
ちなみにspiという就職試験でも数学がでます。私は大学受験後数学とは無縁の人生だと思っていたので少し絶望していますが笑
解き方を覚えてやろうという感じかな？
それか受けなくても良いところに就職できるような能力を身につけるように頑張ります。
最後に、私は点数ギリギリで第二志望の大学に入れたけどもしそこに落ちていたらとても下の大学に入る予定でした。
数学で人生を棒に降りそうになりました。
貴方は私みたいに数学に執着して人生棒に降りそうにならないでくださいね
