そもそも趣味って公言するためのものなのかな。
自分の楽しみの為にやるものでしょう。だからガチ勢じゃなくても、万人受けするものじゃなくても続かなくても、自分がやってて楽しかったり、リラックス出来るならそれでよくない?
「趣味は?」「休みの日は何してるの?」と聞かれることはよくあるから、その時に何も答えられないのが恥ずかしいのかな?
だったら、直近の話題にすればいいよ。
「この前の休みは『君の名は』見に行ったよー。特別映画が好きってわけじゃないんだけどね、今話題になってるからさ。面白かったよ」とかなら、「趣味は映画鑑賞です」よりも気楽に言えるでしょ?
何もやってないなら「休みはいつも寝てます。もーいつも寝過ごしちゃって…◯◯さんは何してます?」って相手にふっちゃって、あとはテンション高く「面白そう!」「すごいですね!」って言っとけばいい。
よーく考えてみて?
ガチ勢の話って、よっぽど話が上手くないとおもしろくないでしょ?
テレ朝のアメトークという番組で、いろいろなジャンルのガチ勢が集まって話すけど、あれはちゃんと構成作家の台本がある上に、話のプロの芸人さん・タレントさんが話すから、おもしろいし成立するの。
素人のガチ勢が、自分の好きなことについて熱弁してうんちくとか語っても、たいてい1人で盛り上がってるだけで、詳しくない人には全然わからないでしょ?
私トンネルが好きって人から「◯◯トンネルは東側の県道沿いから見るべき。トンネルのフォルムと、その背景に見える山並みが同時に見えて本当にきれいだ!」と言われても全然わからなかったし、現地に行っても「…トンネルと山…」だけで何も感動しなかったし。
主さんは趣味のことを「何かに夢中になりたい・詳しくなりたい」じゃなくて、「話のネタにしたい」ってタイプに見える。
だったら無理にガチ勢を目指すより、ワイドショーやTwitterで話題になっている美味しい店とかおもしろい芸人とか歌手とか、いわゆる「流行」「ブーム」を広く浅く知っておく方がいいと思うよ。