泣きたいのに涙が枯れた。
感情は泣いているのに表面に出ない。
感情だけが高ぶっていって
壊れて粉々になってズタボロ。
でも、少しずつ欠片がまた繋がろうとしている。
治ろうとしている。
けれども一日が終わるとまた割れてしまう。
僕は夜が好きなのに夜が感情をぶち壊す。
いっそ、全て壊してしまえと囁いて
治りかけていたものを壊してしまう。
そんなことが毎日起こって
僕は感情が完全に破壊されてしまったのかもしれない。
前みたいに感情が高ぶることもなくなった。
泣きたいと嘆いたこともなくなった。
ちゃんと人前でも普通の人やって
笑って笑顔になって話をしたりして。
でも、感情はなくなって。
どこか抜けてしまったような気がして。
そして、粉々になった感情がどこかで囁いている。
奥底から笑いたいんでしょ、泣きたいんでしょ。ってさ。
なんだか皮肉だよね。
今頃になって元に戻りたいだなんてさ。
そんなのできるわけないじゃん。
きっとこれからも空っぽのまんまだよ。って言い聞かせた。
それでもささやき声は止まらない。
なんでだよ、なんで。せっかく空っぽに慣れてきたのに
それをぶり返すなんてひどいじゃないか。って罵った。
喚いたよ。でも、昔みたいに涙が流れることなんてなくてさ。
悲しくなることも傷つくこともなくて
なんだか変だ。おかしいよ。
感情が前みたいに戻って欲しいわけでもない。
冷たい人間だって言われてもいい。
ただ、これからの人生何にもなしで生きていくのは
疲れるのかなぁ。つまらないのかなぁと思った。
人は感情をなくしてしまったら
ただの動物になってしまうのだろうか。
それは嫌だなぁと思っていても
今日もなんにもない僕を受け入れる。
こんな僕ってどうですか?
どうして感情がなくなってしまったのかがわからないので私の場合と同じとは限らないのですが…
私も色々な経験により、感情が薄かったり欠落してるところがありました。例えば、人を信頼できず、相談に乗ってもらってもアドバイスの言葉全てがうすら寒く感じてしまうなど。中高の時学校で孤立していましたが、泣くことなんて一切ありませんでした。部活の最後の大会で賞が取れなくても何にも感じませんでした。
そんなだったんですが、つい最近感情のこととは関係なしに別件で心療内科に行ったら、ついでに社交不安定と診断され、その薬をもらって飲んだらなんだか感情が戻ってきたんです。
まず、人を信頼できるようになりました。また、初めて悔しいという感情で泣くことができました。
ただ、薬は依存性があったりなどもするので、感情を戻したいならよく考えて最終手段として欲しいです。
感情が薄かったときの自分のこと、私はそんなに嫌いじゃなかったです。感情がないからといってただの動物になるなんてことないと思いますよ。
感情が薄いままでも生きていけただろうなとは思います。ただ今の方が人が信じれるので楽です。でも泣きやすくなってしまったのでそこはちょっと昔のがよかったかなーなんて思ったり(笑)
見当違いの意見でしたらすみません。スルーしてください。