若者はご存知の事と思いますが、ゲーム、漫画や小説などには「ギルド」という組織がありますよね。
これは所謂、互助組織というべき仕組みですよね。これを現実でも運用すれば少なからず生活しやすくなる事と思います。
例えば…
「スーパーで五時間働く」
報酬…4000円+大根一本とレタス一玉
といった 感じです。
時給に換算すると700円と少しと安いのですが、その職場特有の物を加えている事で水増ししている形になる訳です。その報酬如何によっては単純にお金のみを貰うよりも生活が楽になる事と思います。
尚、これは正社員にも応用可能で、特に難易度が高く重要度の高い特別な仕事にこの仕組みを割り当てればモチベーションも上がると思います。
「ボーナス」という仕組みをこの仕組みに置き換え、この「ミッション」を達成した数日以内に銀行口座に振り込まれるなり直接手渡しされれば、それに合わせた生活が出来るものと思います。
一度に多額を貰うよりも散発的に固まった収入があった方が安定した生活が送れるとは思いませんか?
「ボーナス」が想定していた金額よりも少なくてがっかり…という事もこの仕組みであるば起こりにくい筈ですし。
この小瓶がより多くの人間に閲覧される事を願います。
現物支給にそれだけの価値があるなら、昔あった現物支給や物々交換は現代でも活発だったと思いますよ。
それが近代一律で現金になったということは、保管も管理もしやすいし、持ち主が使いやすいという利便性がかなり重視されたのでは?
100円の代わりに大根もらったって「大根より人参が欲しいんだけど~」なんて主婦もいるし「レタスはいいけどカップ麺は駄目。仕入れ値の問題的に」と言われたら独り暮らしの男性はじゃあ要らねえとなるでしょう。何より、野菜は腐ります。それにどこかのスーパーで大根大安売り50円で売ってたら?現金よりお得なんて限りませんよね。
1000万円の代わりに土地もらったって、新しい土地は要らない人にとっては持て余すし維持費管理費、売るならその手数料がかかる。
でも現金での100円や1000万円なら、財布や銀行にいつまでも入れておけます。
ボーナスも同様です。
そもそも、「その職場特有の商品」が必要ない社員も多数いますからね。パナソニックにいる社員が毎シーズン家電買い換える必要ないですし。ゴミが増えるだけです。
会社も社員に渡すための商品を保管管理する余計な手間が必要になります。
だったら自分で好きに使える現金の方が便利です。家のローンや学費の振り込みに大根は使えませんし。
そして一度に多額の現金をもらっても、散発的でも、きちんと貯金運用できる人は出来るし出来ない人は出来ません。だからもらう金額が同じなら、もらい方の違いにはあまり意味がないはずですよ。