成人は二十歳、選挙権は十八歳以上、結婚可能な年齢は男は十八歳で女性は十六歳。
この数字の違いに違和感は御座いませんか?
僕は昔から違和感を抱いていました。
いづれも「大人」になった事を指し示すワードですよね。
それなのに最長で四年の開きが有ります。
「大人」と思うかどうか、とは個人差があるのは周知の通りですよね。
そこで僕は考えました。
試験を合格して得る事が出来る「大人免許」と、一律で十四歳になれば貰う事が出来る「仮大人免許」の二種類を法制化すれば今のちぐはぐな状態を改善・整理する事が出来るのではないかと。
何故、十四歳なのかと申しますと、戦国時代の「大人」を表す元服を一般に十四歳前後で済ませる事に由来します。
「仮大人免許」から「大人免許」に書き換えするには試験を受け、合格する必要が有ります。
試験の内容は一般常識や日常での態度、最も重要な項目として飲酒時の態度、などでしょうか?
二十歳を過ぎていれば問題なく試験出来ますが、そうでなければ飲酒時の状況を撮影した動画を以て採点、ですかね。
この時の態度に問題がなければ減点は特になし、問題があればその度合いに応じて減点、場合によっては一発で不合格も有り得ます。
これが実現に堪えるものであるかは分かりませんが、「大人」と「子供」という定規が見た目に惑わされず精神によるものへと変化して頂ければ良いな、と心から思います。