中学生の学校に行かなくなった頃から、高校３年生の今まで、私はずっと自傷をやめられないでいる。
「切れば楽になれる、辛いことから解放される」
どこで得た知識だか忘れたけれど、とにかくそういう言葉を目にしてまずはリスカ。
うすーく傷を作って、じんわりと血が滲んで、うーん、これ楽になったのかなぁ。といった感じだった。
でも、癖になる何かがあった。
母親と喧嘩した時、腹が立って当てつけのように2度目のリスカをした。
今度は1度目よりずっと深く。
涙が出た。多分痛いのは手首じゃなかった。
その傷を見た時、母は泣きながらやめてくれと叫んだ。もっと泣けばいいと思った。今まであなたの言動がどれだけ私を傷つけてきたのか思い知ればいいと思った。
ある時から、リスカをぱたりとやめた。
きっかけは夏がきたことだったかもしれない。違ったかもしれない。あまり覚えていない。
とにかくリスカはやめた。
その代わりと言ってはなんだけれど、レグカを始めた。
リスカより痛くない。簡単に血が出る。そして何より靴下を履いてしまえば誰にもバレない。
この頃から、自傷行為は日常化した。
というよりも、ストレスのかかる要因が増えたのだと思う。
もうだめだ、くるしい、しにたい、かえりたい、なにもしたくない、だれともいたくない、でもあいされたい。
そんな気持ちがぐるぐるぐるぐる。
叫んで、泣いて、過呼吸になって、気がついたら足首が赤に染まっている。
落ち着いてから、平然と洗い流してガーゼを当てて靴下を履いて、馬鹿みたいなこと言って笑っている。
しばらくアムカを我慢すると、私は外に出られなくなる。死にたい消えてなくなりたい、そんな気持ちだけが頭を支配して、ろくに愛想笑いも出来ず、言ってはいけない本音がぼろぼろと口をついて人を不快にさせる。
自傷は、自傷で血を流すことは、私にとっての声なのかもしれない。これはさっき血を見て思ったこと。
声の代わりに血を流せば、誰を不快にさせることもなく、あれもこれも全部一緒に流れてくれるような気がする。
だからそこで一旦リセットして、またにこにこと笑うことができる。
ああ、積もる。ほんといつまでもどこまでも止めどなく積もっていく。
何だってこんな、醜い声の出し方しか知らないのだろう。
自傷行為…ダメだと自分で思っていますか？私は正直、あまり思っていません。ダメだなぁやめたいなぁって思ってたら多分苦しいですよね。楽になるけど、罪悪感で押し潰されちゃってますよね。
私は自傷こわくてできないです。1度だけ。学校でたまたまポケットに入ってたカッターの刃で切りました。痛みよりも、血がたくさんでて怖かった。少しスッキリもしました。罪悪感もありました。なんとも言えない感情に戸惑いを感じました。
楽になるなら、いいと思います。ストレス発散の1種として。でも、自傷行為に留めて下さい。あなたの心は生きたがっています。頑張り屋さん何だなぁって文章でわかります。耐えて耐えてそれでも何もできなくて、悔しくて。自傷しかできない、って。自分を責めないでください。本当にすてきな方だから。自分を潰さないで。
生きる、死ぬの問題じゃないかもしれない。でも次大きな障害にぶつかったら死のうって思っちゃいそうだから…。私、母親が自殺したんです。左腕傷跡だらけで。
光や夢をみつけろ、親から貰った体を傷つけるななんていわない。潰さないで。あなたはすてきな人だから。
求めてない答えだったらすみません。
