パンセクシャルの女子高生です。
誰にも言えなくて苦しいから、ここに流します。
私の好きな人は同性です。
そして私の大好きな友だち。
私の中には、友達として彼女が好きな私と、恋愛対象として彼女が好きな私がいます。
恋愛対象としての好きが、友だちとしての好きを超えない限り、私が彼女にこの思いを伝えることはありません。
私は恋愛対象として彼女が好きな以前に、友だちとして彼女のことが大好きだから、彼女に告白する日なんてきっと来ないと思います。
だけど時々、彼女が私の肩に頭をぴったりくっつけた時だったり、目があった時に、どうしても抱きしめたくなります。
キスをしたくなる時もあります。
そして彼女が遠くにいる気がする時。
そんな時、恋愛対象として彼女のことが好きな私が泣いてるんです。
本当はその涙を彼女に止めて欲しくて、この思いを聞いてほしくて、寂しいです。
でも無駄な期待をして、間違っても告白なんかして、悲しい気持ちになりたくないし、彼女を困らせたくないから、この思いを少しずつ手放していこうと思います。
手遅れになる前に。
だけど彼女のことを好きだった自分は泣いてばっかりじゃなかったこと、彼女のことが本当に好きだったことは忘れずにいたいな。
将来の私と彼女、そしてこんな暗いだけの文章を読んでくれたあなたが幸せでありますように。
ログインの仕方を忘れてしまったけど、小瓶主です。久しぶりにこのサイトを見てて、偶然過去の自分が書いた小瓶に辿り着いて笑っちゃった。
きっと見てる方はもういないと思うけど…。
たくさんの優しいお返事ありがとうございました。本当に優しい言葉で溢れていてびっくりしました。過去の私にも届けてあげたいな。
この時の彼女の連絡先はもうないし、今は何をしてるかも知りません。
結局友達として大好きな私よりも、恋愛感情として大好きな私、の気持ちが強かったみたいで、告白して見事に玉砕しました。期間は長くはなかったけど、たぶん人生で1番大きな失恋でした。彼女にはとても嫌な思いをさせてしまったんじゃないかな。ごめんね。
この小瓶を書いた時は女子高生でしたが、つい最近25歳になりました。22歳の時、大好きな人と結婚しました。数年前、失恋した時は正直もう消えて居なくなろうと思いました。もう何もかも捨ててしまおうと自分の部屋にあった荷物を大量に捨てて。連絡先も皆んな消して。でも、さぁやるぞって思った時に親や家族のことを思い出して、決断できませんでした。
あぁ。決断できなくてよかったなぁ。
今は本当に幸せです。あれからいくつか失恋もしたけど、大変なこともあったけど、結婚生活は幸せだけじゃないけど。でもやっぱり、大好きな人の寝顔が毎日みられて、幸せです。
あの時大好きだった彼女も、幸せだといいな。
もし、この小瓶をまだ拾って読んでくださる方がいらっしゃったら。何か悩みがあったら。辛い気持ちとか、悲しい気持ち、苦しい気持ちは、無理に手放そうとしなくてもいい。抱えて生きていても、いつか必ず、その気持ちは、大切に閉まっておけるようになるから。大丈夫。もちろん手放しても大丈夫。生きてさえいれば、絶対大丈夫です。私が保証します。生きているだけで、私たちは偉い！
私はあの時、親や家族のことを思って立ち止まったけど、誰かのためじゃなくてもいい。自分のためでもいい。生きてください。私は結婚というかたちで幸せを見つけたけど、結婚じゃなくてもいい。あなたに合った幸せの形がいつか見つかるから、絶対大丈夫。
過去の私の小瓶を拾って読んでくださった方々、お返事をくださった方々、もしかしたらこのながい文章を拾って読んでくださるかもしれない方々。これからの私。今私の隣で寝息を立てている愛おしい彼。家族。友人。あの時の彼女。みんなみんな幸せでありますように。
