突然ですが。
20歳になる前に、死のうと思います。
ありもしない事ばかり考えてしまいます。
「もしあの時、誰かに助けを求めることが出来ていたら」
とか
「もしあの時、あんなことしなければ」
とか。
「いじめはいつになったら無くなるのか」というのをよく見ますが、無くならない事が証明されていると思います。
いじめは無くならないんです。
無くならないんです。
いじめを止めるのは間違ってる。絶対に間違ってる。
だって自分が犠牲になるだけでしょう?
それで止めろ、傍観も加害者だ、なんて、残酷です。
いじめは被害者も悪い、なんてのはもっと、ずっと残酷です。
私は、保育園の時に、人生で1番の、失敗をしました。私の一言で家族がバラバラになったんです。
本音はもう2度と言わないようにと、蓋をしたんです。何度も何度も何度も何度も自分の心を殺しました。ワガママも殺しました。
大きくなって、心を開ける友達ができた時、私は初めて愛されたいという心を理解しました。
彼氏ができた時、愛されたという現実を感じました。
それでも満足しなかったのは、きっとそれを求めたい相手が違うからでしょうか。
家族のことは、諦めました。
諦めた時にケジメとして焼きをいれました。
「私は本気だぞ」っていう、私への当てつけ。
あくまで「家族のため」に生きてきた私の中身は、空っぽになりました。
何もかもを鼻で笑ってしまうような、蔑む人間になりました。
間違った方へ間違った方へとわざと、道を踏み外してきた私は『もうどうしようもない』んですって。
誰の手でも、修理出来ないみたいです。
不思議ですよね。みんなのペットでいた時の私は、いい子いい子と飼われてきたのに、私が「恥ずかしい」ことをしたら、見えないふりなんです。それに疲れて「もうペットはやーめた!」と、飼われる事を放棄した私は『どうしようもない子ね』と、首輪は付けたまま、リードは外され見向きもされなくなるんです。
私の心は、体は、頭は、修理出来ますか?ネジやスイッチはどこにあるんでしょうか。いくらかかるのでしょうか?どこに持っていけば「普通」という名前のペットになれますか?
次は、誰に飼っていただけるのでしょうか?首輪が付いてるからダメなら、首を切ってしまいましょう。また、接着剤で付ければ直るでしょう?
生かされるくらいなら野良になって殺された方がマシだ。
死ぬ時を決められるなら、復讐してからの方がマシだ。
どうせなら闇に引きずり込んでから、死んでやる。私が飲み込まれてきた闇に、住んできた闇に、引きずり込んでやる。
苦しんで苦しんで、もがいて足掻いても光が一切見えない恐怖を知ればいい。
小さい時の失言が、苦しみの元凶みたいですね。
もしも保育園で、保育士さんが園児から「ブス」とか「デブ」とか馬鹿にされ続けたり、毎日物を投げつけられたりして、それを苦にして自殺したら、あなたは誰が悪いと思いますか?
馬鹿にした園児というよりは、他人を馬鹿にするような子供を育てた園児の親や、園児達が好き勝手やるのを止めなかった他の保育士の方が悪いと思いませんか?
幼児というのは、まだ「ヒト」です。
人間=人の間で生きるという意識は、まだ育っていません。気遣いや分別の存在すら知らないことがほとんど。
あなたが「家族が崩壊するような言葉」を発した、その責任は、あなた自身より、あなたの親や周りの大人にあると私は思います。
そして、子供の言葉ひとつで壊れてしまうような家族ならば、もともとそんなに強い絆で結ばれていたわけではないとも思います。
既にヒビが入っていたのです。たまたまあなたが言葉で崩壊の引き金を引いたけど、それがなくても、おそらく、いつかは壊れていたでしょう。
あなたが壊したのではない。
あなたは何もかも自分の責任だと思っているようですが、私みたいな考え方をする者もいるのだと、まずは知って頂きたいです。
そして、もうひとつ。
家族を諦めた今のあなたは、空っぽではありません。
もういい子でいる必要はない。
本音を隠さなくていい。
それは、とても自由だと思えませんか。
あなたは、もう何にも縛られていないんです。
だったら、わざと間違った方に進むのも止めにしませんか。間違ってるってわかってるなら、もう止めましょう。そして本当に進みたかった道に進みましょう。「恥ずかしいこと」をやらなくていい道に。
修理なんか必要ありませんよ。あなたは壊れてるんじゃない。ただ、「過去」「トラウマ」「家族」という名のぬかるみにうっかり足を突っ込んで、動けなくなっているだけです。落ち着いて泥をよけて、足を抜いて綺麗に洗ったら、実は自分自身はどこも怪我なんかしていなくて、首輪も付いてなくて、自由に歩けることがわかるはずです。
闇に引きずり込むと考えている限り、引きずり込む側のあなたは、ずっと闇の中です。
復讐なら、日の当たる場所でも出来ますよ。
ちゃんと頭を使えば、自分の幸せと安全を確保した上で復讐出来る。
ろくでもない連中の為に、またぬかるみに足を突っ込むなんて馬鹿馬鹿しいです。
あなたがどれだけ傷ついたのかはわからないけど、「いい子」でいたということは、自分の為というより、他人の為に我慢したり傷ついたことの方が多かったんじゃないかと思います。
でもね、世の中にはあなたを我慢させない、傷つけない人はいます。あなたの欠点を知っても知らんぷりせず、許したり、ちゃんと叱ってくれる人はいるのです。
ただ、そういう人は、他人をペット扱いするのは好まないでしょう。
だからあなたには、飼い主探しじゃなく、友でも恋人でもいいから、愛する人探しをして欲しいです。その方が素敵な人に出会えると思いますよ。
20歳まであと何年でしょうか。
願わくば幸せに溢れ、21歳も楽しみと思えるような日々を過ごされますように。
私は二十歳の者です。
愛されたいという気持ちは人間生きている中で思う事の方が多いかと思うのですが、私は友人には愛されたいとはあまり思いません。というのも無償に愛してくれるのはやはり家族だと思うのです。訳あって家族バラバラになってしまっている他人の家族の事は私には分かりません。けれど少なくとも私には家族が大切です。仲の良い友人と家族どちらかを取れと言われれば家族をとります。友人はやはり他人でしかないのです。仲の良いといっても無償に愛してくれるのはやはり家族以外有り得ないと私は思っています。
二十歳になれば視野も広がりやすく、様々な事があるのに死ぬのは勿体無いですよ。
人間、いずれは死にますから死ぬのを早めなくても良いのでは?