お母さん会いたいよ話したいよ触れたいよ
お母さんが癌になったときは死ぬなんて想像できなかった、どうなって死ぬのかさえわからなかった
息ができなくなって苦しんで逝ってしまった
死に目には会えなかった
病院に着いたときにはもう息してなかった冷たかった
死んでからわかったって遅いんだ
もうなにも伝えれない
死ぬまでの間しか話したりできないんだから
後悔しかしてないよ
あのときこうしておけばよかった、なんであのときあんなことしてしまったんだろう言ってしまったんだろう
素直な娘でいたかった
お母さんは、
ずっとお母さんの片思いだ
って言ってたね
そんな思いさせてごめん
私は気持ちを伝えるのが下手で
お母さんのことどんなに大好きでも言葉にして伝えることができなかった
病室で寝てるお母さんのほっぺを撫でることしかできなかった
今じゃ、どんなに伝えたくても伝えれないのに
お母さんがいなくなってから1ヶ月経った
こんなに長いのかってくらい長くて深かった
じゃあこれからはどれだけ長いんだろう
辛いことの方が多いかもなあ
それでも頑張るよ
見ててねお母さん
私は癌をわずらい子供を育てている母です。
お母様はあなたを愛しています。あなたからも愛されている事をわかっています。
あなたの小瓶をよんで、会いたいよって気持ちが心にギュッっときました。それでも頑張るよっていえるあなたが、すごいなって。素敵なお母様に愛されて育ったんだなって思います。
言葉にできなくても、あの時こうしておけばって思ったとしても、お母様はわかっていたとおもいます。あなたに愛されている事を。母は、子供からなにかしてもらってもうれしいけど、子供自身が元気で楽しく笑顔でいることが一番幸せです。でもつらい時に無理して笑顔でいなくても大丈夫。つらい時は沢山泣いて下さい。泣いて泣いてずっと泣いていたって大丈夫です。きっとお母様が風になって涙を拭いてくれるから。
あなたのなかにお母様はいます。私は今そういうおもいでいます。子供達の中に私はいる。食べてくれたご飯や楽しい思い出。これからの人生できっと、お母様は心の中であなたを支えています。だってあなたがお母様の支えだったから。目を閉じて自分で自分を抱きしめてあげて下さい。自分で自分を、なでてあげて下さい。きっとお母様がいます。
少しずつでもあなたの心が日常になって行くことを願っています。
私は昨年突然に母が亡くなりました。ほんの5分前まで元気にお話しをしていたのに。突然に。
ご自分の気持ち、お母様を愛する気持ちを伝えられなくて本本当に辛い日々を過ごしてきたのでしょう。
あなたのお気持ちは、私なりにとってもわかります。
涙もでません、今でも。この理不尽な「さよなら」も無く引き裂かれたことを納得できずにいるのです。
最近はあまり喧嘩などすることも無かった母と私です。世間からは仲の良い親子に見えたと思っています。それでも、「あんなこと言って悪かったな」「もっと○○してあげればよかった」「あの時、どうして優しく気遣ってあげられなかったのか」とか、悔やむことばかりで、どんな関係であってもあなたと同じです。大好きだった祖父母の死も、父の死も、友人の死も、恋人の死も、すべて、同じような後悔ばかりに苦しまされました。
もう2度と会えないという事実しかありません。
泣けるのでしたら、どうか大いに泣き、悔やみ、偲んでください。
涙も枯れてきたら、思い出してください。あなたの体は紛れもなくお母様から分けていただいたものです、あなたの遺伝子にはお母様のものでした。お母様があなたの幸せを願ってどんなことをお話しされたのか、どうして素直になれなかったのか考えながら生きていかれたら、いつかあなたの中に生きているお母様と気持ちがつながる日がくると思います。
いつかあなたが生涯を閉じるとき、お母様が「よく生きてくれたわね」と喜んで抱きしめにきてくれる、その日の為に1日、1日を生きていきましょう。辛いことのほうが多い、それが人生です。お母様もあなたも、私も。
そんな辛い人生のなかで、あなたという宝を残せた幸せにお母様は大きな喜びを感じていたと思います。
お母様はあなたを必ず見守っています、あなたのなかで。
うん。がんばれ(^-^)
でもね、ちょっと待って。
がんばるのはいいことだけど、無理はしちゃダメだよ。
今はあなたの心が悲鳴をあげている状態だと思うんだ。
そんな時、無理してはいけないよ。
お父さんとはお話できますか?
おばあちゃん、おじいちゃん、お友達。
頼っても大丈夫そうな人、安心して話せる人はいますか?
そういう人に少しだけ辛い気持ちを話して、一緒に悲しんでもいいと思いますよ。
きっとお父さんも辛いはず。
辛い気持ちを共有して、一緒に乗り越えて行ったほうが背中に背負った悲しみの重さは少し軽くなると思います。
あなたはお母さんに愛されていた。
それは変わらない真実。
どうかそれだけは忘れないでいてください。
お母さん、きっとあなたのことをそばで見守ってくれていますよ。
大丈夫。
今はいっぱい悲しんでいいんだから。
いっぱい泣いていいんだから。
そうして、少し落ち着いたらまた歩き出せばいいんです。
応援しています。